【レビュー】NEOGEO ArcadeStick Proレビュー【ネオジオ】

【ご報告】
ゴジラインのナカジマです。私事ではありますが、この度かねてよりお付き合いさせていただいておりましたSNK様より『NeoGeo ArcadeStick Pro』のSAMPLEをいただきました。

△しかも2台!嫁と遊べということでしょうか。嫁が送られてこないのですが??

NEOGEO ArcadeStick Proとは!?

2019年11月11日に発売した、ネオジオの人気格闘ゲームを20タイトル収録したアーケードスティック型ゲーム機。

https://www.snk-corp.co.jp/neogeoarcadestickpro/

<収録タイトル>

△名作揃いの収録タイトル20作品。真サムとガロスペが並んでるだけで、悔しいけど感じちゃうのがMVS世代の悲しい性。

購入はこちらから

こんな1ミリも売上に貢献できなさそうなメディアに最新ハードを送ってくれるSNK様には本当に感謝しかありません。ありがとうございます。というわけで早速開封の儀&レビューいってみましょう!

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サクサク動く移植版MVS!

NEOGEOminiでも同タイトルが遊べるのですが、一部のタイトルでは動きがカクついたりラグがひどかったりと、遊びたくてもなんだかなぁとなってしまう移植度のものがありました。今回も正直失礼ながら移植にはあまり期待していなかったのですが、フタを開けてみてびっくり。これはちょっと感動モノです。

△分かる人には一目瞭然の差ではないでしょうか。KOF2000も全くカクつくことなく遊べます。

複数タイトルで遊んでみましたがどのタイトルもNEOGEOminiより軽快に動いているように感じました。せっかくNEOGEOminiを買ったのに満足に遊べなかった人もこれは嬉しいところ!内蔵しているゲームのプレイフィールなんかは他のメディアでもとりあげていると思うので、ここからはナカジマの好き勝手やらせていただきます。

アーケードスティックとしての性能は並

うおおおお神レバー!!!とか書けばまた次の仕事がもらえるかもしれませんが、正直に申し上げますと、レバーとしての性能はいたって普通です。むしろボディがプラスチック製のため、レバーやボタンを叩くたびに「ポーン!ポーン!」と空洞に音がこもる感じがします。このままだとプレイにも影響が出る。覇王換装拳を使わざるを得ない。

いきなり換装してみた

ということで早速アケコンを破壊していきます。これあとで返してくれって言われたらどうしよう。

他ハードへの接続はどうか?

PCやその他のゲーム機で使うことができるかも試してみましょう。

<PCの場合>

△PCとの接続はサイドにあるスイッチを”PC1”に切替えてUSB接続するだけ。めちゃくちゃスムーズに使えました。

<PS4の場合>
一部タイトル(XrdRev2等)ではレガシーコントローラーとして使うことができましたが、ストVAEのレガシーコントローラーとして認識しない結果に。残念。

他ハードの接続可否は随時試してみます。待っていればその内Brook様が変換器を出してくれそうな気配はします。

総評

というわけで他メディアとはちょっと違う角度で『NEOGEO ArcadeStick PRO』をレビューしてみました。主観ですがまとめるとこんな感じです。

<良かったところ>
・本体兼コントローラーの一台二役
・MVSの移植度がメチャクチャ高い
・本体デザインがそこそこ良い
・好きなレバーやボタンに換装可能
・餓狼伝説3が遊べる

<ダメなところ>
・標準搭載しているレバーの出来がいまいち
・収録タイトルが格闘ゲームのみ
・現時点ではPS4で使えない
・本体が2台ないとレバー同士で対戦できない

個人的な感想ですが、MVSの移植度が高いというだけで”買い”です。永久保存版として1台持っておきたいハードだと思いました。逆にこれは厳しいと思ったのが、本ハードが2台ないと同じ環境で対戦できないという点。ただ、キャッチコピーの「アーケードを連れて行こう」とあるように、常に本体を持ち歩いてストリートでNEOGEOスティックを持っている奴とエンカウントしたらすぐにバトルが始められる!というのは他ハードにはない新しい遊び方ではないでしょうか。我々ゴジラインはネオジオ全ソフト入り1/1サイズMVS筐体の発売を心よりお待ちしています。

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ナカジマ(コイチ)

ナカジマ(コイチ)

twitter ID:@koichinko
あらゆる格闘ゲームを雑然と遊ぶ浅葉の悪友。
『ギルティギア』シリーズ等、アークシステムワークスの作品では有名プレイヤーとして名を馳せる。密かに、第三回TOPANGAチャリティーカップ『スーパーストリートファイター4』で優勝という実績も。
ソニーコンピューターエンターテイメント主催のイベント”闘神激突”では、格闘ゲームの強いおっさん”闘神”として、『ギルティギアイグザードサイン』で鮮やかなネタ殺しを披露した。

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