メガドライブの名作ソフトをこれでもかと詰め込んだメガドライブミニが2019年9月19日発売となりました!幅154mm、高さ39mm、奥行き116mmの小さなボディに42のゲームが収録。
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』や『ファンタシースター ~千年紀の終りに~』といったメガドライブを象徴するソフトはもちろん、中古市場ではプレミアのついている『アリシアドラグーン』や『バンパイアキラー』も入ってるし、版権的に難しいんではないかと言われていた超名作『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』もある。しかもメガドライブ用ソフトとしては発売されなかった『テトリス』や『ダライアス』が”新作”として収録。
こうした”ミニ”とか”クラシック”系のハードって、「あれも入れて欲しい、なんでこれが入っていないの」という要望がいくらでも湧いてくるんですが、このハードに関しては先に「すげえ」の気持ちでいっぱいです。しかも4人プレイを想定したマルチタップあり。完全に神ハードです本当にありがとうございました。
お値段のほうはコントローラー2つつきのメガドライブミニWでおよそ1万円。コスパも良し!
筆者は厄介なセガオタクなので、感極まってエビテンの”メガドライブミニW+メガドラタワーミニ DXパック セガタイトルコレクターズエディション”を買いました。お値段25,877円。最新ハードが買えそうな値段ですがメガドラミニもセガの最新ハードだと考えれば良いんです。
いろいろなゲームをプレイしてみたところ、グラフィックやサウンドも申し分なし。出力がHDMIになったことでオリジナルのメガドライブより画面が美しくなっています。ハードや時代に起因する滲んだ表現などは、オリジナルのメガドライブの味だったりするのですが、そこまでこだわる人は実機との比較を楽しむ気分で遊んでみてはいかがでしょうか。ちょっと遊ぶと、メガドラミニがあまりにも本気で作られたハードであることがわかるはず。
コントローラーのレスポンスなんかもスゴイです。この手のミニ系ハードはだいたいコントローラーが微妙だったりするのですが、握った瞬間馴染むこの感覚はさすがのセガ。これならストリートファイターIIダッシュプラス CHAMPION EDITIONのアッパー昇龍拳も『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』の千本パンチもなんともないぜ。ゴジラインのメンバーには操作デバイスにうるさい格闘ゲーマーが揃っていますが、みんな「しゅごい……」と感動していたり、「もう1個、いやあと3つくらいコントローラー買っておくべきだった!」みたいな過激派があらわれています。
懐かしむためのハードではなく、遊ぶためのハードだこれは!どれから遊んでいいかわからないほどに贅沢で、昨日は朝の5時くらいまでいろいろなゲームを触っていました。特に、ミニゲーム集である『ゲームのかんづめ お徳用』に収録されているパズルアクション『ピラミッドマジック』が神すぎて時間が消し飛びました。
△脱出ゲーム的なパズル要素がスーパー楽しい『ピラミッドマジック』。42本のゲームが収録されたメガドラミニですが、その中の1つである『ゲームのかんづめ お徳用』には12本+隠しソフト1本が収録されているので実質50を超えるゲームが遊べることになる。ありがとうセガ。
コントローラーが二つ付いたメガドライブミニWを買えば、みんなで遊べる素晴らしいゲーム環境が一瞬で整います。メガドライブタワーにしなければかなり小さいハードなので、ちょっとしたお出かけや旅行にも持っていけそうです。オシャレですね!
給電がUSBからできるのも素晴らしい。このハードのためだけに小型のモニターを買っても良い勢いです。
ゴジラインでも今後、メガドラミニで遊んだ模様などを記事にしていきたいと思います。とりあえず”魔強おじさん”と呼ばれているメンバーがいるので、まずは『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』の4人対戦で盛り上がれればなと。(以下に対戦動画を添付しておきます。メガドラミニでプレイしたものではありませんが、メチャクソ面白そうでしょう!?)
セガの本気度がスゴすぎるメガドライブミニ、是非遊んでみてください!メガドライブミニ2が出るとしたらメガCDの『聖魔伝説3×3EYES』も何卒お願いいたします。