【ブレアクR】EVO覇者と語る『ブレードアークス リベリオン』の魅力とは

先月、3/14にセガゲームスから発売されたブレードアークスシリーズ最新作『BLADE ARCUS Rebellion from Shining(以下ブレアクR)』(PS4/Switch)。コンシューマーでは平成最後に発売となる格闘ゲームになるかもしれない本作ですが、みなさんはブレアクRにどんな印象を持っているでしょうか?

「ブレストとかブレアクとか似たタイトルがあってよくわからない(※1)」、「なんか色々バグってる格ゲー?」、「女性キャラがシコい」等よく聞く声としては、せいぜいこんなところだと思います。
※1:ブレードアークスとはセガのシャイニングシリーズを格ゲーにしたスピンオフ作品。ブレードストレンジャーズは簡単操作で遊べる格ゲー入門のような良作。どちらも開発はスタジオ最前線。

このブレアク、発売当日にサポートの攻撃がガード不能であることが判明したり発売から3日目の公式大会でゲームバランスが崩壊するなど世間を騒がせ、SNS上ではネガティブな意見が聞こえてきますが、多分そのほとんどは未プレイの人から見た印象ではないでしょうか。今回はそんな印象を覆そうとブレアクRの魅力をEVO2016ブレードアークス覇者、凡さんとともに伝えていきたいと思います。

△本日のゲストはEVO2016で参加者18名という厳しい戦いを勝ち抜きブレードアークス世界覇者となった凡さん。決勝の相手は凡さんに敗れた後、プロゲーマーとなったキャメイ氏。

世界覇者が語るブレードアークスRとは

コイチ:いきなりだけど凡さんが思うブレアクRの魅力って何?

凡さん:ブレアクの魅力はジリジリした地上戦が楽しめるところっすね。

コイチ:やはり。タヒチ(ランクマにて最高段位「ShiningBlader」に到達した神プレイヤー)も同じ事を言ってた。

凡さん:歩いて距離を調整するのが大事で、この手(ストリートファイターシリーズ)の格闘ゲームをあまりしてこなかった分楽しいね。

△ブレアク最大の魅力でもあるのがジリジリとした地上戦、と語っていますがナカジマのスタイルがぴょん吉なのであまり地上戦になっていません。でも、地上技の選択や対空への意識配分が本当に大事なので格ゲーの上手さがもろに出ます。

コイチ:あとこのゲーム、コンボがおもろいね。

凡さん:難しいコンボもあるし、簡単なコンボでもとりあえず超技につなげば半分減るのが気持ちいいね

コイチ:同じ技を使わなければ減るっていうのはアークゲーに似てるかも。オフェンシブフォース(※2)もロマキャンっぽく使えるし

※2 オフェンシブフォース(OF):フォースゲージ1本消費して技の硬直を攻撃判定のあるダッシュでキャンセルできる攻撃的なシステム。ガード時は反撃を受けるがコンボを伸ばすのに使える。

△ブレアクの連続技は、通常技、必殺技、EX必殺技、超必殺技、さらにサポートを組み合わせて同技にならないように構築していく。必殺技は弱、中、強、EXですべて別技扱いとなる。ダウン属性のついた通常技をいかに中継でうまく使うかがコンボを伸ばすコツ。

コイチ:ただコンボに行くまでの立ち回りのほうが大切だよね。飛び込みもリスクあるし。

凡さん:立ち回りで差し合いしないと勝てないっすね。

コイチ:ここらへんは昔の格ゲーっぽい。だけど、飛び込みが雑に強すぎると思う(笑)

凡さん:アイザックのめくりジャンプBはマジでやばい。4段技で全部中段だから2段当て→着地下段とか全く見えん。

△あまりにも強すぎるジャンプ攻撃やそもそも空中で軌道を自由に変えられるキャラもいるため対空も一筋縄にはいかない。飛び込みに対して解答を用意しておくのが勝利への近道。

コイチ:守るときはリフレクトガード(※3)で防ぐか、ガードキャンセルディフェンシブフォース(※4)で凌げばいい?

※3 リフレクトガード:APゲージを消費して距離を離せるガード方法。俗にいうアドバ
※4 ディフェンシブフォース(DF):フォースゲージ1本消費して技の硬直を無敵時間のあるバックステップでキャンセルできる防御システム。

凡さん:リフガは中下段も関係ないしガード不能技も取れるから強いっすね。DFはキャラ対で確定取るために使える。

コイチ:ほとんどのキャラが50%で無敵技出せるから、捕まってもぶっぱするわ

凡さん:無敵技はサポートとDFでフォローできるから強いっすね。みんなパなしてくる。

コイチ:フォースゲージ吐かせれば火力が落ちるから出させれば勝ちっていう考えだよね。

凡さん:ゲージ関連はラウンド間でも引き継ぐし運用が大切だね。

コイチ:最高段位のタヒチさんもゲージの運用がやりこみ要素と言ってました

△本作のゲージは体力の他にフォース(必殺技)ゲージとサポートゲージが存在しどちらもラウンド間引き継ぎとなっている。なので次のラウンドを見据えた倒しきりやサポートコンボが重要。ファーストアタック時にフォースゲージが50%増えるので初手の取り合いがアツい。

コイチ:凡さんはユーマくんのガード不能にディフェンシブフォース合わせるのうまいよね

凡さん:あれは見えますね

コイチ:……(ほんまかよ)

凡さん:問題のエクセラサポ(※5)も一応見てからディフェンシブフォースで対策できるけどあれはダメやね

※5 エクセラサポート:発売日当日に発見されてしまったエクセラの2コストのサポート攻撃。発生が速い3段技でガード不能かつリフレクトガード不能なのため食らうしかない恐怖のサポート。

△バグレベルに凶悪なエクセラ2サポ。連続ガードから体力半分を余裕で吹き飛ばします。すごすぎる故にKVOルールではエクセラサポートが禁止になりました。

△一応対策としてディフェンシブフォース→バックステップの無敵to無敵ですべて回避できます。熱帯でやられたらこれを見せれば相手が震え上がるはず。

コイチ:実際に凡さんとかgameraさん(※6)はユーマのガー不を熱帯で避けてくるからすごいと思ったわ。てかこのゲーム熱帯の快適さすごない?

※6 gamera氏:発売最速公式大会優勝者のエクセラ、裏雪姫使い。前作でも数々の大会で優勝しており実質本作最強のプレイヤー。

凡さん:ラグは全然気にならないっすね。贅沢を言えばプレイヤーマッチで観戦モードがほしかった

コイチ:2人部屋しかないのは残念すぎた。ランクマも快適だけどスキル(※7)で回復されるとパンチしたくなるね

※7 スキルシステム:各キャラクターに1つスキルを選択することで、体力回復や攻撃力アップなど様々な性能を強化できる。ランクマにスキルモードのオン/オフが存在しないため任意でセット。

凡さん:上位勢はランクマでもスキルオフにして自重する人増えてきたね

コイチ:おれはエクセラサポを使われた時用にヒール&ハイヒール(※8)をセットしてます

※8 ヒール、ハイヒール:ヒール(1ラウンドに1回HP2500回復)とハイヒール(1試合に1回HP4000回復)とかけあわすことで1ラウンドに1回のみHP6500(総HPは約10,000)を回復できるテク。

凡さん:このチキン野郎…

△やはり賛否両論のあるスキルシステム。1ラウンドに体力が半分以上回復してしまうスキルセットもあり、大会ではスキル禁止のレギュレーションで運営するのが基本になりそう。

コイチ:今から始めるとしたらおすすめは誰や

凡さん:すぐ勝ちたいならアイザックがオススメかな。ジャンプBと遠距離からのサテライト連打がすごい

コイチ:新キャラのユーマくんもかなりすごいキャラだと思うんだけどなー

凡さん:上位のバランスは良いと思うけど、パイロンとリンナだけはお察ししてください…

コイチ:凡さんの無責任キャラランク、貼っておきます

凡さん的キャラランク(4/14現在)
SS:アイザック、リック、ユーマ
S:エクセラ、サクヤ、シャオメイ、裏雪姫、ローゼリンデ
A:その他
残念:パイロン、リンナ

△アイザックの主力技であるサテライトは指定した場所に電撃を発生させる設置技。ある程度連続で出すことができるので接近しなければならないキャラはそれだけで厳しい戦いを強いられる。ここですか?

コイチ:一人用のゲームとしては完全にポイント放置ゲー(※9)と化してるな(笑)

※9 ポイント稼ぎ放置プレイ:VSモードを1ラウンド設定にしてCPUを連射機放置で倒す攻略法。オススメの放置は□ボタンと○ボタンを連打設定にしたリックさん。

凡さん:2日くらい放置すればスキル解放とギャラリー集めは終わるね

コイチ:スキル解放、運ゲーミスすると1からやり直しさせられるのはキレたわ

凡さん:あれはマジ謎。

コイチ:ただギャラリーモードはまごうことなき神。完全にエロゲ。

スライドショーには JavaScript が必要です。

△ギャラリーモードはTony氏の超美麗グラフィックを楽しむことができる。イラストの一部をアップにすることで突如神ゲーと化します。


ということでブレアクRの魅力を語ってみました。本作の面白さが1ミリでも伝わってくれれば凡さんも喜びます。場末の格ゲーと思われていますが、昭和の緊張感と平成の爽快感をあわせ持った良質な格ゲーとなっているので令和が来る前にぜひ一度遊んでみてください!

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ナカジマ(コイチ)

ナカジマ(コイチ)

twitter ID:@koichinko
あらゆる格闘ゲームを雑然と遊ぶ浅葉の悪友。
『ギルティギア』シリーズ等、アークシステムワークスの作品では有名プレイヤーとして名を馳せる。密かに、第三回TOPANGAチャリティーカップ『スーパーストリートファイター4』で優勝という実績も。
ソニーコンピューターエンターテイメント主催のイベント”闘神激突”では、格闘ゲームの強いおっさん”闘神”として、『ギルティギアイグザードサイン』で鮮やかなネタ殺しを披露した。

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