物語の最終回をみんなで見届けよう
いよいよ今週の金曜日が2019年3月8日。アニソン・アニメファンならば記憶に刻まれているだろう声優ユニット、“Wake Up,Girls!”のファイナルライブ「想い出のパレード」がさいたまスーパーアリーナで開催される日ですね。
今回はこのライブに向けて想いを綴ってみようかなと思い、久々に高速でキーボードを叩いている次第です。
【前回】同じ“好き”を持つ仲間と集えるフィールドの大切さ~『Wake Up, Girls!』解散について~
アニメ作品と連動した7人の新人ユニット
このWake Up,Girls!。良くも悪くもいろいろな話題を提供してくれるアニメ監督“山本寛”の同名のアニメ作品で登場するユニット。
このアニメはアイドルを目指す7人の少女たちの葛藤を描いていますが、と同時に3.11北日本大地震からの復興をテーマとした作品でもあります。
この7人は声優事務所81プロデュースとavexの共同企画のオーディションで選ばれた新人も新人。最初から声優兼アイドル活動でスタートしたであろう先輩ユニットi☆Risとは異なり、アニメありきの企画でスタート。
本人の名前とキャラクターの名前がリンクしており、アニメと同時に彼女たちの成長も同時に体感できるというコンテンツとして発生しました。
▲個人的には2010年台5指に入るほどの大好きなアニメソングが少女交響曲。
アニメ1期と新章、そして劇場版という作品、そして全国各地を回った彼女たちのライブ活動、これら5年の集大成となるイベントが3.8さいたまスーパーアリーナというわけです。
形ないものに挑み続ける姿は美しい
かんたんに紹介してみましたが、もっと彼女たちについて知りたい方はオフィシャルHPやWikipediaをチェックしてみてください。で、まず今回僕がなぜライブに行くかというと、「先の見えないものに命をかける姿に勇気付けられるから」。アーティストのステージングに元気をもらえるんですよね。
そしてこのブログで一番言いたいことは、「物語の終わりはライブで体感してほしい」ということ。
長年ライブを楽しんでいる僕自身、追っているコンテンツのお別れは何度か体験しています。2014ランティス祭りの麻生夏子さんもそうですし、ラブライブ……μ‘sのファイナル東京ドームもそうでした。
▲最後のベストアルバムの映像なのですが、正直コレ見るだけで「キます」。
かたや好きだけど、オトナの事情などいろいろな問題があったのでしょう。お別れを目にできず、自然消滅的に終わってしまった(?)コンテンツも多数目にしています。Stylipsだったり。
アイドル・声優ユニットだけでなく、運営型のタイトルが主流になったゲーム業界もそう。世の中を見ていると悲しいがな、「ちゃんとお別れできる」コンテンツってのはある意味貴重というか。
そレに加えて、僕自身が彼女たちのファンだからかもしれないんですが、今回その最後のお別れというひとつの終着点へ向けて、ファン、そしてWake UP,Girlsの7人もただならぬ熱量を持って走っている……そう感じているんです。
彼女たちを知っている方は足を運んでほしい
そのただならぬ熱量が全て昇華される3月8日は、正直僕自身もどのような感情で最後を迎えられるか想像できません。それは他のファンの方々も多分同じでしょうし、あの7人もそうなのかもしれません。
先日のミルキィホームズのファイナルライブもそうなんですが、こんな感情が揺り動かされるであろう空間って、正直味わう機会ってそうそうないんですよね。
だからこそ少しでも彼女たちのことを知っている人は見に行って欲しい。そこには「感動」という2文字だけではあらわせない、さまざまな感情が渦巻く場であるから。そして最高のパフォーマンスを最後に見せてくれるだろうから。
楽曲たちともお別れなんです
昨年から今年に全国を回ったツアー数回行きましたが、そこで本当に感じたのは「Wake UP,Girls!」という作品は“彼女たち7人の活動そのもの”だということ。それを踏まえて、今回伝えたいことは「物語が終わる」っていう貴重な機会をその目にしてほしいということ。
「昔はファンだったけど今はもう追っかけてない」とか、「彼女たちを見たのはフェスだけ」とか、少しでも知っている人もね。
その最終回ぐらいみんなで一緒に盛り上がって、泣きたいな。
で、彼女たちの7人そろった活躍がもう見られないというのもそうなんですが、同時にWake UP,Girls!が生み出した数々の素晴らしい楽曲ともお別れなんですよね。
もちろん音源や映像では残り続けるんですが、ライブをするたびに更新し続ける楽曲の記憶……はラストなんです。
何曲のライブになるかは想像もできませんが、やはり最後の姿はその瞳と耳、そして全身で味わうべき、その部分を限りなく強く伝えたいところです。
それでは3月8日、さいたまスーパーアリーナのどこかでお会いしましょう。ひとりでもこれを見て「行ってみようかな?」と考えてくれると嬉しいなぁ。
最後の「タチアガレ!」、「少女交響曲」、そして「7Girls War」をその目にした時、ほんと自分がどうなってるか分からないや。
「あー、ほんとは最終回なんて来てほしくねえよー(泣)」
ケンちゃん
二台のスマートフォンを駆使し、さまざまなスマホゲームをプレイする。
人呼んで”スマホのケンちゃん”。
メンバーからは白猫のケンとも呼ばれている。
大の格闘ゲーム好きでもあり、対戦格闘とつけば何でも買う。
『KOF MAXIMUM IMPACT 2』世界チャンプという強烈な実績を持つ。
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