今回の記事では、プレイステーション4版『ミリオンアーサー アルカナブラッド』に追加される新キャラクター・異界型 八神庵の特徴と必殺技をざっくりと紹介する。『THE KING OF FIGHTERS XIV』からのコラボ参戦となる庵は、鋭い攻めを得意とするキャラクターになっている。
打撃による攻撃と、紫の炎を組み合わせたバトルスタイルをとる庵は、近距離戦で多彩なガードの揺さぶりを持つのが最大の強み。すばやくめくりを仕掛けられる百合折りや、コマンド投げの屑風があるため、一度攻めに持ち込めばそのまま一気に体力を奪うチャンスとなる。
連続技のつなぎにやや癖があるのも庵の特徴であり、やりこみ要素となりそうだ。火力向上を求める場合は相手の立ち、しゃがみ状態の判別を行っていくことが求められる。しゃがみ状態の相手には、立ちC→立ちD~葵花という流れの連続技が成立するため、状況判断に慣れないうちはヒット時に強制しゃがませ効果のあるジャンプBなどをうまくつかって、状況を作っていくといいだろう。
百八式・闇払い
↓\→+AorBorC
前方に地を這う炎の飛び道具を繰り出す必殺技。攻撃判定はそれほど大きくないが、技の全体硬直は小さめなため、けん制として活用することができる。この技を盾にするように攻め込んだり、この技で相手を地上にとどめないようにし、6+Cによる対空を狙うのも良いだろう。
百式・鬼焼き
→↓\+AorBorC
炎を繰り出しつつ上昇する必殺技。C版には無敵時間があるため、切り返し手段として重宝する。ただしガードされた場合の隙は大きいことに注意。また、発生の速さを活かし、しゃがみCからキャンセルで連続技にすることが可能。しゃがみCは遅めにしかキャンセルがかからないためリスクが大きいが、下段の選択肢や、低姿勢を活かした奇襲技として使う場合が多いので、鬼焼きが届く状況を覚えておこう。
百弐拾七式・葵花
↓/←+D×3
3回連続入力でフィニッシュまでつなげる突進技。コンボパーツとして使うほか、ガードの上からサポート騎士キャンセルを使って横押しをかけるという戦術にも使うことができる。3段目をサポート騎士でキャンセルした場合は、空中ダッシュできる高さではないものの、ジャンプ攻撃を繰り出せるため、画面端などではこの形でラッシュをかけることもできる。
屑風
接近して←/↓\→+D
相手を一瞬、無防備な状態にするコマンド投げ。成立後は立ちAなどが連続ヒットするため、そのままコンボに持ち込める。コンボでダウンを奪い、打撃と屑風を使い分けた起き攻めをしかけるスタイルは、シンプルながら強力。ジャンプで回避されると反撃をうけてしまうことに注意。
禁千弐百拾壱式・八稚女
→↓\+攻撃ボタン2つ押し
両腕を頭の上で交差したあと、前方に突進攻撃を仕掛け、ヒットすると連続攻撃へと移行する。攻撃の発生が早いため、さまざまな状況で連続技になるのが強み。
裏百八式・八酒杯
↓\→+攻撃ボタン2つ押し
紫色の炎を前方に打ち出し、ヒットした相手を少しの時間拘束する。葵花などから連続ヒットし、ヒット時はキャンセル召喚をせずともサポート騎士などで追撃をかけられる。また、コマンド入力完成時にボタンをおしっぱなしにすることで、「溜め」を行うことが可能。溜め版は、大きな炎の柱を前方に向かって発生させるため、盾のように使っていくことが可能だ。
禁千弐百拾八式・八咫烏
↓/←+攻撃ボタン2つ押し
前方に凄まじい速度で突進し、ヒットすると演出へと移行する絶対王剣。ダメージが非常に高いため、相手を倒しきる際の選択肢として重宝する。
八神庵のリーチの長さをどう補うか
八神庵は、全キャラクター中でもかなりリーチの短い部類に属するキャラクター。『アルブラ』には、武器を使うキャラクターが多いため、リーチの差をどうカバーするように動くかが課題になりそうだ。特に空中戦では、高い位置に届く攻撃が少ないため、相手のジャンプの着地点を6+Cで迎え撃つなどの動きも織り交ぜていきたい。一度相手に触れば、屈指のガード崩し能力が活きるシーンは多いはず。連続技後の状況が良いのも庵の特徴のひとつなので、ダウンをとって起き攻めを続けるようなスタイルを模索してみよう。