【DBFZ】一番強え地方はどこだ!?トッププレイヤーが集結した『ドラゴンボール ファイターズ』地域対抗戦をレポート

2018年7月29日(日)に、ドラゴンボールゲームの最新情報を公開する公式WEB番組『ドラゴンボールゲーム祭2018-夏-』が配信されました。今回は番組の収録場所になった東京都中野区にある”Red Bull Gaming Sphere Tokyo”にお邪魔して、本イベントの目玉である『ドラゴンボールファイターズ』の地域対抗戦を中心にレポートをお届けします。

タイムシフトも見られる番組公式サイト:https://db-tournament.bn-ent.net/fes2018/

△番組にはゲストの倉持由香さん、実況・解説の神園氏をはじめ、バンダイナムコエンターテイメントの広木プロデューサーといった開発陣が出演。

ドラゴンボール地域対抗戦 出場選手発表!

各地域から選出された強豪プレイヤーによる、地域対抗戦のルールは3対3のチーム戦関東東海関西、そして公式大会で結果を残したプレイヤーで構成されたスペシャル選抜の4チーム総当たりで勝ち星を競っていく。勝ち抜きではなく、事前に決めた順番で一回ずつ選手が戦ういわゆる早稲田式で、リーグ戦を終えた後に好成績だった上位2チームでの優勝決定戦が行われる。

△東京・中野に集った参加選手たち。世界で活躍するプロから国内の大会上位入賞者まで、そうそうたる顔ぶれが集う。

それでは改めて出場チームのメンバーと、それぞれの使用キャラクターを見ていこう。なお、選手の詳細情報については以前の記事で紹介しているので、そちらも合わせてチェック!

■関東選抜チーム

GGP|かずのこ選手[魔人ブウ(純粋)、孫悟飯(青年期)、ヤムチャ)]
かいまーと選手[孫悟飯(少年期)、ベジット(SSGSS)、魔人ブウ(純粋)]
パッカ選手[孫悟飯(青年期)、ピッコロ、孫悟空(超サイヤ人)]

■東海選抜チーム

 kubo選手[孫悟飯(青年期)、人造人間16号、孫悟空(超サイヤ人)]
超選手[ギニュー、バーダック、孫悟空(超サイヤ人)]
バンババン選手[魔人ブウ(純粋)、バーダック、孫悟空(超サイヤ人)]

■関西選抜チーム

 CAG|GO1選手[セル、バーダック、ベジータ(超サイヤ人)]
CAG|どぐら選手[魔人ブウ(純粋)、セル、孫悟空(超サイヤ人)]
CAG|フェンリっち選手[セル、バーダック、ベジータ(超サイヤ人)]

■スペシャル選抜チーム

まさやん選手[魔人ブウ(純粋)、バーダック、人造人間16号]
GGWP|ソウジ選手[魔人ブウ(純粋)、セル、ベジータ(超サイヤ人) ]
電波選手[ギニュー、人造人間16号、ゴテンクス]

 


 

キャラクター使用率は、最強クラスと名高い魔人ブウ(純粋)がやはり最高。続いてメテオ超必殺技からのガード崩しが非常に強力なバーダック、アシスト攻撃の強さが注目を浴びている孫悟空(超サイヤ人)、高性能な攻撃技を多数持つ孫悟飯(青年期)の採用が目立っている。ギニュー、ピッコロ、孫悟飯(少年期)、ベジット(SSGSS)といった使用人口の少ないキャラクターが台風の目になれるか。

ドラゴンボールファイターズ 極限バトル!!三大超地域人

豪華メンツがそろった本イベント。参加選手の顔ぶれは、対戦カードの全てが注目の試合と言っても過言ではないもの。ほぼ全ての対戦が名勝負と言えるほどの、激戦に次ぐ激戦が繰り広げられた。ここからは各対戦カードの勝敗と見所をピックアップしていこう。

■第一試合 関東 vs 東海

×パッカ選手    ○kubo選手
×かいまーと選手  ○バンババン選手
○かずのこ選手   ×超選手

本日の初戦となるカードでは、圧倒的なコンボ火力を披露したkubo選手が、相手の青年悟飯とピッコロを立て続けに倒し、そのまま勝利。次鋒戦はかいまーと選手の少年悟飯が立ち回りで技を引っ掛けていくものの、決定打を作れず、逆にバンババン選手の重い攻撃がヒットしてしまう。大将戦では、超選手のギニューに対し、かずのこ選手の純粋ブウが序盤から怒涛のラッシュを展開、ほぼパーフェクトで退けることに成功、流れを掴んだ。

△アシストの使い方が光るかずのこ選手。一見チャンスに見える場面でも、迂闊に攻め込もうとすると、そこにヤムチャが待ち構えている。

■第二試合 関西 vs スペシャル

○フェンりっち選手 ×電波選手
○GO1選手      ×ソウジ選手
○どぐら選手    ×まさやん選手

電波選手の一人目ギニューに追い込まれるフェンリっち選手だが、Sparking!で窮地を脱出し、そのまま持ち味の超火力コンボで形勢を逆転する。GO1選手、どぐら選手は共に手堅さを感じさせる盤石の戦いでチームをストレート勝利に導いた。

△プロゲーマー三人で構成された優勝候補筆頭の関西チーム。プレイヤーの強さを感じさせる動きで初戦の勝利を無敗で飾る。

■第三試合 関東 vs スペシャル

○かずのこ選手   ×ソウジ選手
○かいまーと選手  ×電波選手
○パッカ選手    ×まさやん選手

関東チームの個性とも言える、レアキャラによる劣勢からの逆転が目立った対戦カード。次鋒戦では、ベジット1人まで追い込まれたかいまーと選手が、電波選手のゴテンクスと16号を二枚抜き。大将戦ではギリギリ残った相手の体力を、ピッコロの特殊攻撃で削り取るフィニッシュでパッカ選手が接戦をもぎ取った。

△メテオ超必殺技でコンボを締めてからの、起き攻めにピッコロの特殊重ね。ここしかない!という勝負の一手が決まった瞬間。

■第四試合 東海 vs 関西

×kubo選手     ○フェンりっち選手
×バンババン選手  ○どぐら選手
×超選手      ○GO1選手

初戦はkubo選手が得意のアシストを駆使した攻めのラッシュを仕掛けていくも、その隙間にフェンリっち選手操るセルのパーフェクトアタック対空での割り込みが成功、Sparking!を絡めた高火力コンボで流れが一気に傾いた。大将戦では超選手のギニューが特戦隊による猛ラッシュでGO1選手を追い詰めるが、最後の最後でコンボを落としてしまい、残ったGO1選手のバーダックが粘りに粘って逆転勝利。東海選抜の各選手がそれぞれ良さを見せたが、関西選抜のプロ選手が全て受け切った試合となった。

△特選隊とアシストを絡めた猛烈なラッシュでGO1選手を追い込む超選手。あと一手が届かなかったのは大舞台に棲む魔物の仕業か。

■第五試合 東海 vs スペシャル

×kubo選手     ○ソウジ選手
○バンババン選手  ×電波選手
○超選手      ×まさやん選手

ギリギリの超接戦となった先鋒戦をソウジ選手が見事制する。大将戦では、ギニューで怒涛の攻めを仕掛ける超選手に対し、純粋ブウを操作するまさやん選手から「ギニュー調整しろよ!」という発言が飛び出した。配信のマイクが拾わなかったのが幸いだろう。

△ゴテンクスのグレートスペシャルローリングキックで拘束しながら16号のメテオ超必殺技で掴む、電波選手のスーパーコンボが炸裂した瞬間には会場が湧いた。

■第六試合 関東 vs 関西

○かずのこ選手   ×どぐら選手
○かいまーと選手  ×フェンリっち選手
×パッカ選手    ○GO1選手

ヤムチャ、青年悟飯のアシストを巧みに使うかずのこ選手が、どぐら選手を撃破。続けてかいまーと選手がベジットを中核にした戦術でフェンリっち選手を圧倒。これまで全員無敗だった関西チームに、初めて黒星をつける結果となった。

△超ダッシュをガードさせた後に動く相手を空中特殊攻撃で狩るなど、ベジットならではの強みを見せていくかいまーと選手。

今日の日本最強はどっちだ!? 関東vs関西の決勝戦

激戦のリーグをくぐり抜け、決勝戦に進出したのは関東選抜と関西選抜の2チーム。盤石のプロ軍団である関西と、珍しいキャラクターを加えて独自の戦法を組み上げる関東という構図に。ルールは予選と異なり、勝ち抜き戦を2本先取したチームが勝利となる。

△安定したプレイヤー自身の強さを見せる関西チームに対し、ヤムチャやベジットといった尖ったキャラクターの個性が光る関東チームが決勝で激突。

■決勝第一戦

×フェンリっち選手 ○パッカ選手
○どぐら選手    ×パッカ選手
○どぐら選手    ×かずのこ選手
×どぐら選手    ○かいまーと選手
○GO1選手      ×かいまーと選手

初戦を制したどぐら選手に対し、リーグ戦で勝利したかずのこ選手をぶつける関東チームだったが、序盤で引きずり出されたヤムチャが落とされ、どぐら選手がリベンジを果たす結果となる。ベジットの活躍でかいまーと選手が大将戦に持ち込むが、GO1選手が守りきる形となった。

△かずのこ選手vsどぐら選手のカードでは、Zリフレクトを読んだ様子見起き攻めや、着地に合わせたドラゴンラッシュなど、お互いに相手の心理を突いた攻め手を通していく。

△かいまーと選手は間違いなく本日のMVP。隙の大きいベジットの立ち弱攻撃を的確に使い、微妙な間合いでの差し合いを制していく。

■決勝第二戦

○フェンリっち選手 ×パッカ選手
○フェンリっち選手 ×かいまーと選手
×フェンリっち選手 ○かずのこ選手
×どぐら選手    ○かずのこ選手
○GO1選手      ×かずのこ選手

雪辱を晴らしてイーブンに持ち込みたい関東選抜だったが、逆に一戦目で初戦敗退したフェンリっち選手がパッカ選手、かいまーと選手を立て続けに破る。最後の一人となったかずのこ選手が踏ん張りを見せ、GO1選手との大将戦にもつれ込む。東西の両雄とも言うべきプレイヤーが、決勝の場で本日初めて相対となった。まずはかずのこ選手がパーフェクトで一人目のセルを落とすが、バーダックの鉄壁の立ち回り、そして人類平等の起き攻めの前に、最後はヤムチャを残して敗北。関西選抜の優勝が決定した。

△バニッシュムーブやSparking!といった相手の防御選択肢に対し、ことごとく読み勝ってチームに貢献したフェンリっち選手。ほぼドット状態のセルで二枚抜きを達成するなど勝負強さを見せつけた。

△やはり固かったGO1選手の壁。先鋒のセルが先に落とされてしまう場面は少なくなかったが、流れを渡すことなく残ったベジータとバーダックで勝利につなげていった。

地域対抗戦優勝 関西選抜チームインタビュー


 

――優勝おめでとうございます。本日のイベントの感想を教えてください。

どぐら選手:すごく楽しめたイベントだったので、開催してくれてありがとうございます、と言いたいですね。

――今日の出場選手で特に印象深かったプレイヤーは誰ですか?

フェンリっち選手:かいまーと選手です。使用人口の少ないベジットを、あそこまで使いこなしてくるプレイヤーとは初めて対戦しました。

どぐら選手:かいまーと選手ですね。元々『メルティブラッド』の強豪プレイヤーだった彼が格闘ゲームに戻ってきてくれて、やっぱり強い。使っているキャラクターも個性的だし、いいプレイヤーですね。

GO1選手:電波選手です。オフ対戦が全くできない北海道という環境であそこまで強くなれるっていうことと、今まで見たことのない連携がたくさん見られたので、すごいプレイヤーだと思います。

――今回は日本のトップが集まる大会でした。関西選抜の皆さんは海外大会にも出られていますが、日本とのプレイスタイルの違いを感じるところはありますか?

GO1選手:アメリカでは、無理をするようなパワープレイをする相手が多いんですけど、日本は堅実ですね。

どぐら選手:日本人は超ダッシュの運用が少ないんですけど、海外は強い行動だからガンガン使って攻略していこう、って感じです。

フェンリっち選手:日本に比べて海外の方が、強さよりも自分が好きなキャラクターを選ぶ人が多い印象があります。

どぐら選手:一番いいこと言ったな(笑)日本人はこのキャラ強い、って話になったら速攻でそこに走るんで、そこはマジで国民性だと思います。

GO1選手:日本だと使い手がいないけど、海外に上級者がいるキャラの代表だと魔人ブウ(善)ですね。

どぐら選手:ベジータ(SSGSS)なんかも。ピッコロも最初は微妙かと思われてたんですけど、開発が進んで評価が上がってきてて。このゲーム実はいろんなキャラが実際使うと思ったより強くて、何でみんなこのキャラ使ってないんだろう、っていうのが多いんですよ。

――目前に迫ったEVO2018に向けての意気込みをそれぞれお願いします。

どぐら選手:これまで「優勝するぞ」って思って参加した大会って一つもなくて、とりあえずベスト8まで頑張ろうかなっていうモチベーションでやっているので、今回も変わらずベスト8まで上がれたらいいなと。それが達成できたら最後まで頑張るっていう感じでやっていきたいと思います。

GO1選手:個人的には優勝を狙いたいと思っているんですけれども、そうでなくてもCAGの誰かが優勝できたらいいと思っています。

フェンリっち選手:周りの強い皆さんがぶつかり合って落ちていってほしいと思っていますが(笑)できれば僕もベスト8に残って、CAGみんなで優勝を狙えたらいいなと思っています。


 

世界規模ではラスベガスで開催されるEVO2018を目前に控えた『ドラゴンボール ファイターズ』だが、国内でも本日のイベントで東京ゲームショウ2018での公式大会“日本一武道会”の開催が発表された。エントリーはこちらのサイトで行われているので、何で今回俺が呼ばれてないんだ!と思ったプレイヤーはぜひ参加してみよう。新たなDLCキャラクター”孫悟空”と”ベジータ”も近日配信される本作の対戦シーンは、まだまだ見逃せない。

△EVOに参加する選手に向けて広木プロデユーサーから激励の仙豆が送られた。ラスベガスでも熱い闘いを日本へ届けてくれることを期待しよう!

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