【BBTAG】一皮剥けたいブレイブルークロスタッグバトル講座~防御編~

ハチャメチャな中にも深みとコクがあることがわかり毎日BBTAGしているナカジマです。来週19日からは追加DLCも解放され、これから始めるプレイヤーも増えてくれるだろうことを期待し、初中級者向け講座的な内容をお伝えしていきたいと思います。このゲームの初中級者と上級者の差はどこにあるか考えてみたところ圧倒的に違うポイントがあったので今回はそこを掘り下げていきたいと思います。今日の課題は“防御方法”です。

△攻めが強力なゲームに見えて、守る手段が豊富なので実は防御で差を出すゲームだと考えています。

逆ギレマンに対する攻め方

BBTAGのメインとなる切り返しと言えば、全キャラ共通システムでもある逆ギレ(リバーサルアクション)リジェクトガードになります。ワンボタン(A+D)で出せる上、空中ガード不能の無敵技というとんでも性能の逆ギレ、スキルゲージ1本で一気に距離を離すことができるリジェクトガードと、どちらも超強い防御システムです。そのお手軽感からか、初心者ほど接近されたらとりあえずA+D同時押しを擦るのが手癖になってる人が多いように感じます。

△他の格ゲーでは密着まで接近された相手は思わず”投げ”を擦ってしまいがちですが、本作では大抵のプレイヤーが”逆ギレ”を擦ります。ハイリスク・ローリターンな防御システムですが無料なので脳死です。

この”接近されたらすぐリジェクトか逆ギレ擦るマン”を滅することが脱初中級者のカギです。この行動を狩るには、“接近してガード”という選択肢が単純かつ有効です。「有利な状況を作る→ダッシュする→しばらくガード」とするだけで思考停止しているリジェクト逆ギレマンは逆ギレします。そして相手は「リジェクトが漏れたわ~」と言います。違います、漏らさせてるのです。硬直に手痛い反撃を決めましょう。

△サポートをガードさせた後などダッシュで接近して密着した後、少しだけ手出すのを我慢してガードします。すると逆ギレが飛んできます。やられた方はリジェクト漏れを主張しますが無視しましょう。

逆ギレ警戒マンに対する守り方

では次は逆の立場になって考えてみましょう。相手に有利な状況を作られてしまい接近を許してしまいました。相手に打撃(中下段)と投げの択を仕掛けられそうです。さて、どうやって守るのが最適でしょうか。

a、打撃と投げに両対応できる逆ギレを擦る!

b、落ち着いて相手の攻撃をガードしてリジェクトを擦る!

c、密着されたら投げが怖いから投げ抜けを擦る!

この時、絶対やってはいけないのがaの思考停止して逆ギレを擦ってしまうことです。ヒットしていれば結果オーライですがガードされたらその試合は一気に劣勢になるでしょう。bのリジェクト待ちはA+D同時押しを構えてしまっているので、結果的に下がられた時に逆ギレが漏れます。ガード確認してからリジェクトすることもできますが、結局中下段の二択に読み勝つ必要が出てきます。cの投げ抜け擦りは打撃にこそ負けますが、相手の投げには投げ抜けできて、かつガードや下がりに対しては自動で走って投げを仕掛けることができます。よってこの3択で一番マシな守り方はcの“投げ(投げ抜け)を擦る”になります。

△BBTAGならではの防御手段、投げ擦り。他ゲーでは脊髄投げは投げシケとなり死に至りますが、本作では逆ギレと逆択になっているためかなり強い防御手段です。投げ擦りに勝つ選択肢は垂直ジャンプ攻撃や遅らせ打撃ですが、そうすると今度は逆ギレが勝ちます。

もっと楽したい人向けの防御方法

ここまで付いてこれていますでしょうか。ここから段々とオタクになっていきます。逆ギレ暴れはガードに弱い。ガードは投げ暴れに弱い。というあたり前な事がわかってくると今度は攻めてる側が投げ暴れを潰す選択肢をする必要が出てきます。他ゲーでもよくある原人狩り(投げ暴れに対して垂直ジャンプ攻撃)を狙うのも悪くはないのですが、ルビーやハイドなど一部キャラ限定な上に、上方向に判定の広い逆ギレを食らってしまいます。そこで投げシケも逆ギレも両方ケアできるテクニックがこの“投げ抜けサポ仕込み空中バックダッシュ”です。コマンドは「7+A+B+C+P」

△7+A+B+C+Pを入力するとすぐわかりますが、空中バックダッシュと同時に4+サポートが飛んできます。そして投げも抜けられます。逆ギレをかわす+サポで攻める+投げを抜ける、の同時に3つのことができる複合入力です。

この”サポ仕込み空中バックダッシュ”を密着からの攻めに組み込むと、

逆ギレ :空中バックダッシュで空振り(サポは巻き添え)
投げ暴れ:4サポートが勝手に潰してくれる
ガード :4サポートから本体で攻められる

と、相手のほとんどの行動に対してリターンが取れます。攻めてるのに空中バックダッシュするのはもったいないと思うかもしれませんが、4サポートが加わることで結果的にかなり良い事が起こります。

また、”サポ仕込み空中バックダッシュ”は攻めだけではなく防御手段の1つとしても強力です。相手の連携の隙間に対して使えば、逆ギレ警戒ガードには4サポがフォローし、投げに対しては4サポが潰してくれます。入力を遅らせれば投げ抜けも兼ねているので投げ択に対しても有効です。逆ギレが漏れることもなくなるので飛躍的に被ダメージ量が減ります。

△レバー7方向+4ボタンなのでとっさの入力ができるのも高ポイント。一人になった時もサポートは出ませんが咄嗟の防御手段として有効なので覚えておきたいテクニックです。

ガードしながらそんな難しい入力できんわ。という方におすすめの防御手段が“後ろジャンプ入れっぱ+Pボタン押しっぱ”という方法です。このゲームはPボタン押しっぱなしでサポートが出るため、ガード中ずっとP(R1)を押しておけば連続ガードが解けた瞬間に助けに来てくれます。逆ギレを警戒する相手に有効な他、投げを狙いにきた相手にも割り込みが可能。あと対戦経験上、連係の最後に中段を狙ってくる輩が多いですが勝手にガードしてくれるのもポイント高いです。

△ガンガードしながらR1ボタンを押しっぱなしにするだけでも立派な防御手段となります。密度の濃い連携に対しては出てきたサポートが潰されてしまうのでその際はすぐにリジェクトガードでパートナーの被ダメージを抑えましょう。

また、逆ギレのモーションが小さいキャラクター(ルビーやジンなど)は、ガード中にR1を押しっぱなしにしつつ隙間が空いたら逆ギレを擦るのもインチキ防御方法となります。パートナー相性こそありますが、逆ギレの硬直をパートナーがフォローしてくれるためリスクを与えるのが難しく、コンボ始動にもなる究極の切り返し手段です。

△逆ギレをガードされてもサポートがフォローしてくれるクソムーブの一つ。ガード中にR1を押しっぱにしながら逆ギレを要所で擦ることで最強の防御システムの完成です。これについては次回以降クラッシュしていきたいと考えてます。

というわけで、脱・初中級者講座~防御編~でした。どのゲームもそうですが攻めは一通りできても防御がザルだと全くゲームにならないので、まずは逆ギレ擦りを辞めることから始めてみましょう。こんなゲームに真剣に向き合ってどうするの?と我に帰る時もありますが、ここらへんのズルいテクニックを身につけておくとライト層に安定して勝てるようになるのでぜひお試しください。次回、攻め編に続きます。

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ナカジマ(コイチ)

ナカジマ(コイチ)

twitter ID:@koichinko
あらゆる格闘ゲームを雑然と遊ぶ浅葉の悪友。
『ギルティギア』シリーズ等、アークシステムワークスの作品では有名プレイヤーとして名を馳せる。密かに、第三回TOPANGAチャリティーカップ『スーパーストリートファイター4』で優勝という実績も。
ソニーコンピューターエンターテイメント主催のイベント”闘神激突”では、格闘ゲームの強いおっさん”闘神”として、『ギルティギアイグザードサイン』で鮮やかなネタ殺しを披露した。

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