『DEAD OR ALIVE』(以下、DOA)というと、焼き芋好きの学者が浜辺に打ち上げられる南の島で、女の子たちとビーチバレーを楽しめるゲームを想像する方が多いかもしれません。しかし今回は、そんなバカンスゲーム『DOAX VenusVacation』を差し置いて、とっても硬派な格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE 5 Last Round』(以下、DOA5LR)のオフライン対戦会の模様をお届けします。今回レポートする対戦会は2018年2月17日(土)東京・西葛西のTOKYOゲーミングシェアハウスにて開催されました。大勢のプレイヤーで盛り上がった当日の様子を写真とともにご紹介します。
対戦会の開催時間は、10時から21時まで。朝から夜まで、遊ぶ時間はたっぷりだ。参加者は、サポートスタッフも含めて30人近くにものぼった。会場が一軒家ということもあって、ガチ対戦後にアットホームな雰囲気でまったりと休憩できるという点は、今回の対戦会ならではといった印象だ。しかも新築というあたりが、とんでもなく贅沢!
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△配信台の対戦の模様は、主催の“DOAの穴”のメンバーを中心に、常に誰かしらが解説してくれている(はず)。動画の全編が9時間半近くにも及ぶので、まずは後述する見どころから中心に視聴していくのがオススメ。
自由に対戦を楽しめる環境のなか、15時を目処に開催されたのが、チームメイトをくじ引き抽選で決定したランダム2on2タッグ大会だ。『DOA5LR』に搭載されたタッグモードでは、タッグキャラクターをそれぞれ別プレイヤーが操作担当をすることが可能だ。これを利用した4人同時プレイを、そのまま大会に落とし込んでしまったのがこのランダム2on2だ。もちろん即席チームに、意思の疎通などは皆無! 急な選手交代などが頻発し、大会はドッタンバッタン大騒ぎの盛り上がりをみせていた。
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△ランダム2on2の模様はこちらから。生暖かい目で見守っていただきたい。
一方、18時から開催されたシングル大会は、2本先取制でガチなノリのトーナメントとなった。大会慣れしたゲームプレイヤーには、「2先のシングルイリミネーション」と書いたほうが伝わりやすいかもしれない。大会を制するプレイヤーは誰か、どのキャラクターなのか。そのあたりも楽しみながら、動画から熱気や盛り上がりを感じてほしい。
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△シングルトーナメント(2本先取・シングルイリミネーション)の模様はこちらから。ちなみに、配信外の本体も含む2台進行となっているため、全試合配信ではない点はご了承いただきたい。
会場がゲーミングシェアハウスのリビングを利用していたこともあり、備え付けのキッチンでは参加者たちの手によって、炒飯や餃子、うどんといった食事が振るまわれていた。大好評だったこれらのメニューには、最大の賛辞として“ゲーミング炒飯”“ゲーミング餃子”“ゲーミングうどん”といった、ゲーミング三種の神器としての称号が与えられていた。
参加前は、「途中で食事をとる必要があるなあ」「近所のコンビニまでどれぐらいの距離なんだろう」などと考えていたのだが、それらは全て杞憂に終わった。まさかのゲーミング料理の恩恵にあずかり、会場から外へと出ることなく一日中『DOA5LR』ばかりを遊んで過ごせてしまったのだ。しかしそれでも、11時間は、本当に一瞬で過ぎ去ってしまった。
今後の展開がどのようになるのかは未定だが、もし機会があるのなら、DOAプレイヤーにはぜひとも参加を検討していただきたいイベントだ。もちろん、興味を持った他ゲー勢もようこそウェルカム!気負わずに楽しめる素敵な対戦会は、こうして幕を閉じたのであった。
DOAの穴では、毎週金曜日の22時からTwitchのDOAの穴チャンネル(https://www.twitch.tv/siologica)にて、『DOA5LR』を取り扱った配信をおこなっている。その内容は、キャラ対策講座からロビーマッチ対戦会、オンライントーナメントなど、さまざまな企画がおこなわれている。この機会に、そちらもぜひチェックしてみよう!
また、TOKYOゲーミングシェアハウスでは2018年2月現在、入居者を募集中だ。地方在住で、今後上京する予定のある若手ゲーマーにとっては、転居先の候補の一つとして検討の価値は十分にあるだろう。興味のある人は、下記公式サイトから詳細を確認してほしい。
【TOKYOゲーミングシェアハウス】
http://tgsh.cyac.com/
※本記事の“蔵土縁紗夢&破裏拳ポリマー”および“ゲーミングポン酢”の写真は、主催の輝Rock氏よりお借りしました。この場を借りてお礼申し上げます。ライター活動、略してライカツもそこそこ長い筆者ですが、まさかゲーム記事でポン酢の写真の使用許可をいただく日が来るとは思いませんでした……。