バンダイナムコエンターテインメントのキャラクターゲームを愛する集団・ゴジライン。
今まで、俺たちは数々のキャラクターゲームで戦ってきた。
フレンドマッチのないゲームで、せーので一斉にオンラインバトルに飛び込み、無理やり身内対戦を実現した『ゴジラVS』。
雨のように降り注ぐギャラクシアンエクスプロージョンへの対策を「運」と位置づけた『聖闘士星矢ソルジャーズソウル』。
常識を超えたシステムと技が絡み合うその戦いは、俺たちをいつも笑顔にさせてくれる。
そしてこの冬、新たなる超新星が生まれようとしていた。
浅葉「『仮面ライダー クライマックスファイターズ』、これは、「ある」ぞ」
がちょ「オンライン対戦ありの対戦アクション。1vs1、2vs2。これは確かに「ある」な」
我々の中でよく使われる、「ある」とは、「可能性を感じる」、「面白そう」といった意味合いを持った雑なスラングだ。俺たちおっさんは、バンダイナムコエンターテインメントのゲームが好きすぎて、遊ぶ前から神ゲー認定していることがほとんどだ。発売前レビューやメディアの情報なども関係なく、俺たちはただ戦いたい一心から、キャラゲーに手を伸ばす。
発売日:2017年12月7日
プラットフォーム:プレイステーション4
ジャンル:格闘アクション
プレイ人数:1〜4人(オンライン対戦あり)
価格:期間限定生産版11.100円+税(ダウンロード版同額)、通常版7.600円(ダウンロード版同額)
パッケージ版には早期購入特典として小冊子が付属。
バンダイナムコエンターテインメント
浅葉「二階堂紅丸使いの大久保ゴジラさん、お久しぶりです」
大久保ゴジラもまた、キャラクターゲームを愛する男の一人だ。『聖闘士星矢ソルジャーズソウル』では、様々な「スゴ技」を発見した功績もある。最近は、『THE KING OF FIGHTERS XIV』に夢中で、毎日うわ言のように「奈落落とし」と言われる技の話をしている。(ちなみに余談だが、ゴジライン内では『THE KING OF FIGHTERS XIV』の二階堂紅丸と言うキャラクターの事を「神神神神神(かみかみかみかみかみ)」と表記する。それほどまでに、このキャラクターは恐ろしく強いのだ。)
ナカジマ「バンダイナムコのキャラゲー、お子様に向けたキャラクター解放作業があるじゃない。あれが俺には合わないから、今回も挫折しそうな予感がする。面白かったら買うから、プレイして感想教えてくれ」
浅葉「甘えるな!発売日から逃げるな。それに、キャラ出しは、凡さんが代わりにやってくれるさ」
バンダイナムコエンターテインメントのキャラクターゲームには、一人用パートをプレイすることで、キャラクターや強化要素を解放していくタイプのものも多い。これは、キャラクターゲームの購買層に配慮したものではあるのだが、我々のような「出会って即対戦」が大好きなやりたがりのオタクからすれば、もどかしい仕様であることも確かだ。本作がどのような仕様になっているか、現時点では不明だが、もし解放作業があるとしたら、対戦開始はやや遅れてしまうことになるだろう。ボスキャラクターみたいなヤツが強いのは、キャラクターゲーム界隈の常識でもあるのだ。(この手のキャラクター解放作業のあるゲームは、DLCで全キャラクター解放パッチを売ってくれることを熱望しております。)
ナカジマ「あと、2vs2みたいなタッグゲームは、精神的に波調が合わない」
浅葉「協調性のパラメーター、生まれた時にふり忘れてるもんな。あんたが『ディシディア』やれてるの、すげえと思うよ」
ナカジマは、ゲームセンターで稼動中の『ディシディア ファイナルファンタジー』をかなり熱心に遊んでいる。協調性のないこの男が、3vs3のチームプレイ戦に挑んでいるのを見ると目頭が熱くなる。来年には家庭用が発売されるので、これも恐らく、我々の「種目」となるだろう。対戦格闘ゲームという、1vs1のジャンルを愛しすぎたがゆえに、失われてしまった協調性と思いやりの心を、このゲームで取り戻せるかどうかも、我々の戦いの見どころとなるはずだ。
ナカジマ「あれは無理矢理体を合わせてる。やればできる」
浅葉「無理矢理。でも安心しろ、このゲームにはタイマンモードもある」
ナカジマ「これどう見ても、2vs2をやらせたいように見えるんだが」
浅葉「おバカ!買わない理由を探すのはやめろ!買う理由を探せ」
ナカジマ「買う理由を教えてくれ」
浅葉「ゲームのキャッチが格好いい。「誰が強いか、実験を始めようか」」
ナカジマ「確かにかっけえ。仕方ない、仮面ライダーゴースト使うわ」
浅葉「あんた、平成ライダーわかるのかよ。今作には「仮面ライダーBLACK」も出るから、平成ライダーを知らない人でも楽しめるぞ」
ナカジマ「生まれ変わったらバンダイナムコの営業目指して就活しろ」
浅葉「ちなみに本作には、期間限定版としてプレミアムRサウンドエディションというのがある。これは、テレビシリーズで使われた楽曲が収録されている。ただこのサウンドエディションは『ワンピースバーニングブラッド』で楽曲部分が引っかかったのか、プレイステーション4のブロードキャストで配信すると無音になってたことがある。そのリスクを考えると対戦オタクは、ノーマル版を買うのも選択肢かもしれんな。ちなみに俺はプレミアムRサウンドエディションを買うし、ディケイドを使う」
ナカジマ「何このオタク」
浅葉「発売日は12月7日だからな。必ず買うように」
ナカジマ「ハイ」
浅葉「買ったらレシートを写真にとってラインに貼るようにな」
ナカジマ「ハイ」
浅葉「買わなかったら、会社のお問い合わせフォームからナカジマさんあてに連絡するから安心してくれ」
ナカジマ「やめろ」
12月7日、ゴジラインで誰が強いか、実験を始めます。