『ドラゴンクエスト11』の発売日が近づき、高ぶりをおさえられない浅葉です。
今回の記事では、2017年7月16日から8月6日まで開催されているドラゴンクエストミュージアムセレクションズ淡路島・洲本のレポートをお届けします。
■開催期間
2017年7月16日(日) ~ 2017年8月7日(月)
・平日10:00~18:00(入館17:30まで)
・金土日祝10:00~19:00(入館18:30まで)
※8月4,5,6日のみ20:00まで延長(入館19:30まで)
■会場
洲本市民広場横 赤レンガ建物(旧アルファビアミュージアム)内特設会場
(兵庫県洲本市塩屋1丁目1-8)
■主催
ドラゴンクエストミュージアムセレクションズ洲本特別展実行委員会
■企画協力
スクウェア・エニックス 集英社
スギヤマ工房有限会社
■チケット
当日 一般1,200円/中高生1,000円/4歳~小学生700円
淡路島の洲本市は、『ドラクエ』の生みの親である堀井雄二氏の出身地ということで、堀井氏に縁のある場所や、洲本市の名所を回るスタンプラリーイベントなども同時に開催されています。さらに、ミュージアムの前の広場には、『ドラゴンクエスト』のパブリックアートが展示されるなどの力の入りっぷり。開催されている建物がれんがでできていることもあり、なんとなく『ドラクエ』な風味を感じられるのも素晴らしいです。
ミュージアム内部には、『ドラクエ』シリーズの名シーンを再現したジオラマや、歴代のパッケージ。そして、写真撮影不可の「ファミコン版『ドラゴンクエスト』シリーズの開発資料」などがずらり。この開発資料は、方眼紙に書き込まれたダンジョンマップや、手書きの表などが盛りだくさん。コンピューターゲームの製作資料が、アナログであったことに驚くばかりです。『ドラクエ』ファンなら、資料を見ただけで高まること間違いなしなので、まだ見ていないという人は是非この機会に観覧してみてください。
ジオラマの実物は、立体感や躍動感がものすごいので、是非現地でご覧になってください。
シリーズを遊んでいるプレイヤーなら、ジオラマを見るだけで、ゲーム画面が目の前に蘇ってくるような感覚に包まれるはず。
やっぱり俺、ビアンカのことが好きなんだよなあなんて思いながら、会場内をグルグルと回っていました。
さらに、このドラゴンクエストミュージアムと同時に、堀井雄二展という神イベントが開催されています。
堀井さんが、どのような歩みで、『ドラゴンクエスト』を作ったのかが、非常にわかりやすい形で紹介されています。また、ゲームクリエイターとして走り出した時期に作り上げたPC作品なども展示されており、それらはなんと、実際に遊ぶこともできます。
『ドラゴンクエスト』ファン、堀井さんファンなら是非とも見てほしいイベントです。
今月末に発売される『ドラゴンクエストⅩⅠ』前に観覧しておけば、過去作を振り返るいいきっかけになるかもしれません。
なお、このイベントが開催されている淡路島は、兵庫県、徳島県から陸路でアクセス可能な島になっています。
島というと、狭い土地を想像する方もいるかもしれませんが、淡路島は瀬戸内海最大の島。観光スポットも多いので、ドラゴンクエストミュージアムを観るだけでなく、いろいろ回ってみてはいかがでしょうか。海が近いので魚をイメージする方も多いかもしれませんが、個人的にオススメなのは、やはり名産の玉ねぎ。淡路島の玉ねぎも、他の玉ねぎも大差ないのではと思っている方こそ、ぜひ、現地で食べてみてください。おれは、まるで別の食べ物のように感じました。(ウチの奥さんは、玉ねぎが嫌いなのですが、「淡路島の玉ねぎはいける」とか言っているくらいです。)
開催期間は8月上旬までなので、興味のある方はお早めに!