【KOFシリーズ】今夜聴きたい、『KOF』サウンドの魅力

はじめまして。
ゴジライン一年生のGoと申します。個人として記事を書くのはほぼ初めてになりますが、どうか生暖かい目で見ていただければ幸いです。

ゴジラインメンバーたちとは気づけば長い付き合いになりましたが、自分は格ゲー攻略ライターでもなければ、大会で華々しい成績を残すような強豪プレイヤーでなく、いつまでたってもコマテクが進化しないエンジョイ勢ゲーマー。

ですが、一番好きなゲームとっても過言でないのが、このシリーズ!

△『KOF』こと、『ザ・キング・オブ・ファイターズ』。写真はシリーズ一作目、業務用マシンであるMVS版の『The King of Fighters ’94』。

 

格闘ゲーム以外での『KOF』の魅力

『The King of Fighters(以下、KOF)』シリーズのどこか好きなのかと言われると、もちろん、格闘ゲームとしても楽しんでいるのですが、今や個人的に業務用基板まで買う理由となったのが、“ストーリーと音楽”のかっこよさ。

新作が発表されるたびに、地元駅前のゲーセンでボコられながらも、ストーリーが楽しみだったので、練習がてら駅から離れた場所にある本屋や文房具屋、おもちゃ屋などにあった1P、2Pが隣り合わせになったレンタル筐体でストーリーをクリアするために次々とコインを投入していたものです。

ただ、ストーリーに関しては、もともと別のSNK作品で人気のキャラが集まったオールスターバトルかつ、長寿タイトルということで、初心者の自分にはまとめきれる自信がなく……。
そこは文章スキルが上がった未来の自分か、『KOF13』のアッシュ・クリムゾンを一押している浅葉さんに任せるとして、今回は、音楽よりに書かせていただきます。

△2016年には、シリーズ最新作『The King of Fighters ⅩⅣ』がPS4専用ソフトとして発売されました。2017年には、steamへの移植やアーケード化もされているので、昔『KOF』をやってたなあという人も、この機会に一度遊んでみてはいかがでしょうか。

音楽配信サービスで今夜聴ける手軽さ

iPhone、iPadなどを使用しているアップルユーザーの皆さん、神サービス「Apple Music」を利用したことはありますか?

近年よくみかける定額で登録されている音楽が聴き放題になるサービスなのですが、ここのアーティスト検索で「SNKサウンドチーム」と入力すると。

△この通り! 『KOF』シリーズ以外にも、『月華の剣士』、『餓狼MOW』などのお姿も!

『KOF94』から『KOF2002』までのサントラがラインナップされているのです! ひょっとしたら、ほとんどの皆さんが「今更かよ?」といったことになっているかもしれませんが、約半年近く前から登録していた自分は、今月になって初めて気がつきました……。

また、Amazonでプライム会員となっているかたは、「Amazon. | Prime Music」でも聴けるようです。

草薙京の境遇により変化するBGMとセリフ

とはいえ、これだけだと少々寂しいので、もう少しだけお付き合いください。(ただ、ここからはちょっと自分で書いてても収集がつかなくなってますので、より生暖かい目でみていただければ。)

まずは、私の個人的おすすめプレイリストを以下に掲載しますので、ざっと目を通してみてください。

『KOF94』から(ドリームマッチゆえ98を除いた)『KOF99』の草薙京(日本チーム)のBGMを並べただけなのですが、これが本当にかっこいい!

当時、シリーズをプレイしていた人ならそのまま聞いても懐かしさとともに、主要コンボや苦手キャラなどまで浮かんでくるかもしれません。そして、この音楽とともに、改めて『KOF』シリーズ前半の主人公である草薙京のことを思い返すと、より楽しめるはずです。

4年以上学ランで戦い続けていると思いきや、行方不明になり、学ランクローンを量産されるなど、書き方によってはバラエティ豊かな人生を過ごしているように見えますが、格闘ゲームとは思えないほどの重厚なストーリがあります。登場シーンの「行くぜ!」のセリフは、シリーズを遊んでいるファンにはお馴染みのものなのですが、年代や境遇によってBGMはもちろん、セリフの質感も変化しています。

当時は対戦に集中していた方も、改めて過去作を振り返ってみると、意外な「深み」を発見することができるかもしれません。

 

KOF94:日本ステージBGM「ESAKA」
全日本異種格闘技戦優勝者「草薙京」率いる、日本チームのBGM。いわゆる日本らしい楽器を模倣した曲かと思いきや、10カウント後あたりからのオシャレフレーズが「特別なゲーム感」をより引き立たせていた印象。

KOF95:日本ステージBGM「FUNKY ESAKA」
その名の通り「ESAKA」がファンキーにアレンジされたBGM。この時代の草薙京はゲームとしてもいわゆる強キャラであったためか、聞く機会が非常に多かった印象。登場シーンはほぼ94と同じだが、ここからから「いくぜ!」というおなじみの掛け声が入る。

KOF96:日本ステージBGM「ESAKA?」
おそらく一番人気のある「ESAKA」シリーズ。当時は、この「ESAKA?」を聞きながら自分で操作したキャラで戦えることが、他のどのゲームより世界観に没頭できた。
日本ステージの開幕はBGM序盤の雰囲気に合わせたのか黒みから「1996」の文字が浮かび上がるカッコいい演出であったが、当然ながらスキップされることが多い。ちょっと「空気を読めよ!」と思っていたこともあったが、あまりに勝てなかったので自分もAボタンを連打していたはずなので、お互い様だ。

KOF97:草薙京BGM「ESAKA FOREVER」
ここから日本チームBGMではなく「草薙京」のBGMとなる。シリアスなストーリーが展開する本作を象徴するような静かなスタートが印象的。
本作は草薙京が負けるとBGMが変わってしまう仕様かつ、このBGMで一番の盛り上がりを見せる場所はゲーム内カウントで60を余裕で超えている。そのため、草薙京を使って最低でも1キャラを倒さないと最後までBGMが聴けないのだ。格ゲースキルの乏しい自分は、強豪や「パワーチャージ」、「ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ」から逃げるように実家近所の文房具店のレンタル筐体で一人CUP戦でニヤニヤすることが多かった。

KOF99:草薙京BGM「Tears」
個人的に全格ゲーBGMの中で一番好きなBGM。開幕の静かなBGMに、トレードマークだったバンダナを燃やし、落ち着いたトーンの「いくぜ」というセリフは、あまりにかっこいい。前年もお世話になった文房具屋のレンタル筐体にウォークマンをつけて録音したのは今となっていい思い出。(今思えば、草薙京がでるということは、あの文房具屋で解禁条件をクリアした猛者が練習していたかのか…?)

△とにかくかっこいい『KOF99』の登場シーン。最後に背をむける姿は真吾でなくとも着いていきたくなります。

こんな感じのとっちらかった展開でしたが、
そろそろ収集しきれなくなってきたので、今回はこの辺で失礼します。
最新作『KOF14』の「Yappari ESAKA」をはじめ、2000以降のKOFサウンドも思い入れがあるBGMが多いので、またいつか書ければと。

ではでは!

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レトロなアーケード格闘ゲームをこよなく愛するエンジョイ系格闘ゲーマー。家にはこだわりのアーケードゲームがコレクションされている。一方で、最新のスマホゲーを次々と遊んでおり、「ついつい課金」してしまう危ない癖を持つ。

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