逢瀬つばめちゃんは俺の嫁と宣言していきたい浅葉です。
今回の記事では、4月12日からサービスを開始した、スマートフォンゲーム『拡張少女系トライナリー』のプレイレポートをお届けします。
ジャンル: 少女のオモテウラ恋愛RPG
対応機種: iOS:iOS 8.0以上(iPhone 5s 以降): Android:Android 4.4以上
価格: 基本プレイ無料 (アイテム課金)配信: App Store / Google Playにて配信中
コーエーテクモゲームス、ガスト、東映アニメーション
ガストが制作に関わっているからか、とにかく女の子がウルトラ可愛らしい作品で、キャラクターデザインはもちろん、ゲーム内の3Dモデリングで表現される女の子も超Kawaii。物語もなんだか意味深で、今後が、わたし、気になります!
この作品は、コーエーテクモゲームス、ガスト、東映アニメーションのタッグで送るゲームとアニメを融合させた全く新しいコンテンツとなっていて、ゲーム内のストーリーなどは、アニメ中心で語られます。
ゲームとアニメの融合、といったキャッチフレーズはよく耳にしますが、本作におけるアニメは本気も本気。これはゲームなのか、アニメなのか、時々わからなくなります。本作のアニメはなんと、スマートフォンゲームとは思えないレベルというか、テレビで放送される1クールアニメばりのものを搭載しており、今後の物語もアニメを交えたものとして進行していくそうです。アニメーションを再生する前に、「高画質で観ると通信量が半端ないので、気をつけてね」みたいなアナウンスが流れちゃうくらいなので、俺は明日この作品のためだけに、ポケットWiFi的なものを契約してこようと思います。移動が多い人生ですからね、スマートフォンの月30GBじゃ足りない可能性がある!
本作には、不安や葛藤の原因を取り除くためのバトルパートと、メールやおさわり、プレゼントなどで親密度を深めるコミュニケーションパートがあります。(他にもいろいろおまけ的な要素があるので、是非手にとってご確認ください。)
バトルは、ガチャで獲得したユニットを並べて戦闘するタイプのもので、スマホRPGを遊んだ人ならすんなりと楽しみ方がわかるはず。そしてそのバトルに、スマートフォンのRPGとは思えない、濃密なアニメとコミュニケーションパートがあるため、コンシューマーゲームのRPGのような感覚で楽しめます。
コマンド選択式風のバトルや、メール風の会話、スマートフォンのタッチ機能を活かしたおさわり機能、着せ替えなど、一つ一つの要素は、どこか懐かしさを感じるような、遊び慣れた心地よいものになっています。しかしそれらの要素は、不思議なバランスで結びつき、本作だけのプレイフィールを作り出しています。
本作の製作指揮をとるのは、ガストの土屋暁さん。『アルトネリコ』シリーズや、『シェルノサージュ』や『アルノサージュ』を手がけた方です。土屋さんの作品には、いつも懐かしさを掻き立てるような要素があります。そしてそれらの作品には、驚くようなバランスで、システムや物語、音楽を融合させた、不思議な世界が構築されています。一見相性の悪そうなものですら、うまく世界の中に取り込んで、味わいにしてしまうのです。本作でも、その不思議な味わいは健在どころか、かなり前面に押し出されており、昨日遊んだ限りでは、「これは何ゲーなのか」と戸惑いながら、独特のプレイフィールに浸っています。
プレイステーションVitaという端末が世に出て間もない頃に発売された『シェルノサージュ』は、こうした不思議なバランスをギリギリのところまで突き詰めたギャルゲーでしたが、あれは時代を先取りしすぎていた気配があります。もしあれがスマートフォンのプロジェクトだったらと思った方も多いはず。そんなガストファンの夢を、違う形で見せてくれるのがこの『拡張少女型トライナリー』という作品なのかもしれません。本作でも、女の子の精神世界にダイブするんだぜ!
サービスイン直後ということで、ゲームの接続が不安定だったり、4月12日時点ではiOS側の課金が通らなかったり、まだ順風満帆とは言えない作品ですが、不思議な魅力を感じる要素は多々あります。ここらへんは、『シェルノサージュ』発売直後の安定しなかった時期を思い出しますが、きっと本作もそのうちいろいろとよくなっていくはずです。
ヒロインたちとのコミュニケーション機能や物語、劇中のBGMのクオリティには、大きな可能性を感じます。特に物語については、序盤から伏線のようなものもチラホラと見えているので、このまま素晴らしいアニメとともに、物語の完結まで走りきってくれることを期待しています。基本無料で、運営期間が人気次第という側面のあるソーシャルゲームでは、唐突なサービス終了などもよくあります。それに伴い、未完に終わったり、強引な幕引きとなった作品も多数見てきましたが、この作品には、そうなってほしくありません。この可能性に満ちた、挑戦的なタイトルが、長く遊べるコンテンツになることを願っています。
そんなわけで、ゴジラインでも記事を掲載していくぜ!(予定)
しかし、俺の大好きな逢瀬つばめちゃん、過去に入院してたり、苦手なものが病院、薬、痛いこと、というところで、明るい笑顔の奥に、ちょっとした影や闇を感じるところがあって非常にKawaii。オペレーターの千羽鶴ちゃん(上の画像、一番左の白い髪の女の子)も、「私は攻略対象ではありません」とか言いながら、こいつ、誘ってやがるぜみたいな言動をしてきて俺の理性が危ない。早く、物語の続きを見せてくれ!