【DOAX3】プレイステーションVR『DEAD OR ALIVE Xtreme3』で、マリーちゃんと同じ瞬間を共有する

プレイステーションVR『DEAD OR ALIVE Xtreme3』の世界から、一時帰還した浅葉です。
マリーちゃんがすぐそこにいて、俺のことを見てくれる。夢のザック島がとうとう現実に顕現したのだ!
ちなみに、今回の記事中に使われている画像の多くは、プレイステーションVRのプレイ中のものですが、実機で見るものとは大きく異なります。
あくまで、雰囲気を楽しむ参考資料としてご覧ください。

△マリーちゃんがそこにいる感覚!これがVR『DOAX3』だ!

そんなわけで、現世から数日ログアウトしていたわけですが、これは本当に凄い作品です。
ゲームとして遊ぶ要素が多いわけではなく、メインは鑑賞なのですが、ゆるく残されているゲームならではの要素が、全く新しい体験をさせてくれます。
ボタンを押すことで女の子が目線をくれる、ボタンを押すことでプレイヤーの視点が変わる。
この2つの機能と、プレイヤーがきょろきょろと世界を見回すことができるVRの特性だけで、今まで遊んでいた『DOAX3』の世界が、全方向に広がります。
以下は、プレイステーションVRで遊んだ際の動画です。VRで見るものとは大きく異なりますが、すぐそこにマリーちゃんがいる感覚はなんとなく伝わるかと思います。

プレイステーションVRで遊べる『DOAX3』のゲームモードは、イベントパラダイス、グラビアパラダイス、フォトパラダイスの3つ。
この3つのモードには、膨大な観賞用コンテンツが詰め込まれているため、一発芸的なものにはなりません。
もちろん、ゲーム中で入手した水着に着せ替えもできます。

と、いろいろな水着で各種イベントを鑑賞しているだけでも幸福感でいっぱいのこの作品ですが、もうひとつこの作品には、是非味わってほしい新体験があります。
まずは、以下のプレイステーション4で鑑賞した、マリーちゃんのイベントシーンをご覧ください。

「きれいな花火… この島って夜もいいよね…」とマリーちゃんがうっとりしながらつぶやくシーンです。
プレイヤーは、画面のこちら側から、マリーちゃんを眺めながら、このシーンを見るわけですね。
次に、このシーンを、プレイステーションVRで鑑賞してみましょう。

マリーちゃんが、「きれいな花火……」といったときに、あたりを見回すと、大きな花火がうちあがっています。
マリーちゃんと同じ瞬間に、同じような目線で、同じものを見ている。プレイステーション4の平面で鑑賞しているときにはない、感覚の共有が行われる瞬間です。
これって、めちゃくちゃ凄いことだと思いませんか。
平面で遊ぶゲームでは、このような感覚の共有を起こすことは難しいのです。プレイヤーとゲーム内の目線をほぼ同じにしてしまうと、その間ゲーム内のキャラクターは見えないか、ほとんど映らないということになるからです。
この感覚を共有できる仕組みを作り出せるプレイステーションVRなら、今までのギャルゲーが作れる可能性をひしひしと感じます。
本作のイベントシーンについては、視点の変更が効かなかったのですが、VR版だけ視点が移動できることを考えると、偶然ではなく、制作陣が「狙って作っている」のは間違いありません。
すごいぜ、コーエーテクモゲームス!

△ゲームの中の女の子と同じ瞬間を、かぎりなく近い形で共有できる。プレイステーションVRの大きな魅力のひとつです。

魔法のような時間を存分に楽しめるVR対応の『DOAX3』。
今ならダウンロード版がセールになっているので、リーズナブルでお得です。
この作品は、ゆっくりのんびりと遊ぶバカンス&コミュニケーションゲームなので、おれとしてもディスク入れ替えの必要がないダウンロード版をオススメいたします。
製品版を持っていると、本作をVRに対応させるVRパスポートが無料になるキャンペーンもやっているので、是非この機会にお買い求めください。

△近づきすぎると画面が暗く暗転してしまう表現的セーフティ仕様が搭載されていますが、かなりギリギリまで寄ることができます。

ちなみに、プレイステーション4Proで遊ぶと本作のVRモードは、劇的に表現のクオリティが向上します。
おれのほうでも比較してみましたが、本当に劇的に変化します。
プレイステーションVRをお持ちの方は、このためだけに買い換えるべきと力強く宣言しておきます。
あっ、そうそう。本作はVRモードで遊ぶのもいいんですが、プレイステーションVRのシアターモード(大画面を目の前に表示できるモード)を活用して本編遊ぶのもオススメです。お胸やお尻のいろいろなものの迫力がとんでもないことになります。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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