【FF15】『FINAL FANTASY XV』を買うか悩んでいる人へ

10年待った日は、仕事を休むべき日だと確信し、家でコントローラーを握りしめていた浅葉です。偉そうな記事のタイトルですが、ネタバレも事前公開情報以上のものはなく、内容も薄っぺらいのでご安心ください。
2016年11月29日、ついに『FINAL FANTASY XV』が発売!スクウェア・エニックスのe-storeで予約した35000円くらいする限定版が届くのを待ち切れず、もう1本買ってしまいました。

△始まった瞬間泣きそうになっちまったよ!

△どれだけこの日を待っただろうか。オープニングではとある曲が流れるのですが、そこでグッときてしまいました。

まだプレイを始めて8時間くらいですが、今のところの感想として、新しさに満ちた快作、とにかく”かっけえ”ゲームです。

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△主人公のノクトとその仲間たち。最初にこのゲームのキャラデザが発表された時「チャラい!」と騒いでいましたが、ゲームを遊ぶとキャラクターイメージが大きく変わります。かっけえ。

アクションRPGと聞いていたので、難度がやや上がるかなと思っていたり。オープンワールドと聞いて、他の同ジャンルのゲームにしばしばある”説明もなく世界に放り出される”寂しさを味わうのかなと考えていたりしましたが、ネガティブな心配事は必要ありませんでした。
このあたりの問題がどのように解決されているかということについては、今回書きませんが、前情報を見て「だからなぁ」という不安は、だいたい見当はずれに終わるはずです。むしろ、本当におもしろいのか、自分には向いてないのではと疑いながら、本作を手に取って欲しい!

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△戦闘もオープンワールドも、不親切さはありません。ジャンル的に苦手だからと敬遠するのは、きっと見当はずれです。好みの分かれるキャラクターと発表時から言われてきましたが、遊んでみると彼らにどんどん惹かれていくはず。かっけえ。

△オープンワールドはとにかく広大。車やキャンプ用品を駆使して、「旅」をする主人公たちを見ていると、プレイヤーである自分まで旅をしたくなります。”旅をしたくなるRPG”って、初めてかもしれません。

△オープンワールドはとにかく広大。車やキャンプ用品を駆使して、「旅」をする主人公たちを見ていると、プレイヤーである自分まで旅をしたくなります。”旅をしたくなるRPG”って、初めてかもしれません。主人公たちが使っているColemanの商品爆売れの予感。俺は買う。かっけえ。

発売前は、発売日の翌日あたりまでにクリアーして、ここにプレイレポートと感想を書こうと思っていましたが、プレイ時間8時間の時点で、寄り道やクエストをこなすのがとにかく楽しくて。いつクリアーできるのかは全く見当がつきません。(クリアーしたら、ここに何か書く予定です。)
普段RPGは、一周目はなるべく早くクリアーを目指すというスタイルで遊ぶ方なんですが、この作品に限ってはそれを「勿体無い」と思ってしまっています。

△発売前に「やりすぎ」と言われた食事のクオリティは、実機でみると本当に美味しそう。

△発売前に「やりすぎ」と言われた食事のクオリティは、実機でみると本当に美味しそう。かっけえ。

△プレイ中の写真を、自動で撮ってくれるゲーム内機能が何気に凄い。プレイヤーによって、撮れる写真が全く異なるはずです。撮影した写真は、twitterなどのSNSにアップロードできます。

△プレイ中の写真を、自動で撮ってくれるゲーム内機能が何気に凄い。プレイヤーによって、撮れる写真が全く異なるはずです。撮影した写真は、twitterなどのSNSにアップロードできます。かっけえ。

まだこのゲームを遊びきったわけではないので、全部のコンテンツを遊びきっても物足りなかった、後半はだれてきたとかいう感想が自分の中に湧いてくる可能性はありますが、それでも、このゲームに関しては、買ったことを後悔することはないでしょう。
「新しい」、「面白いに違いない」と思わせてくれる現時点で、自分にとっては素晴らしい作品です。
『FINAL FANTASY』は、ゲームファンからするとお祭りですから。発売直後の、情報がほとんどない状態で、今こうして”新しさ”を感じながらプレイできていることが本当に幸せです。

△筆者はプレイステーション4Proで遊んでいますが、隣でプレイしている奥さんと比べて、今の所”劇的”な違いは実感できていません。

△筆者はプレイステーション4Proで遊んでいますが、隣でプレイしている奥さんと比べて、今の所”劇的”な違いは実感できていません。ゲームのロード時間に関しては、測ればPro側の方が短いことがわかりますが、体感できるほど露骨に変わるわけではありません。そもそも、オープンワールド系のゲームなので、一度に多くのデータを読み込む長いロードはあれど、頻繁なロードはありません。かっけえ。

そんな偉そうなことを書きつつも今回の記事の本題は、「プレイレポートは遅れます」という言い訳が主になりますが、数時間遊んだだけで確信できたことを一つ、添えておきます。それは、『FINAL FANTASY XV』を遊ぶ前に、絶対に関連映像作品を観た方がいいということです。『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』と『『BROTHERHOOD FINALFANTASY XV』!この2つを観ると、ゲームの深みが全然違ってきます。

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』
『FINAL FANTASY XV』と同じ世界観、時間軸で展開される映像作品。ここで語られる物語は、『FINAL FANTASY XV』の序章とリンクするものになっている。
魔法国家ルシスとニフルハイム帝国の「和平の日」を境に動き始めた物語が、ノクトたちの運命を大きく揺さぶっていく。

△ゲーム本編を遊ぶ前に、必ず見ておきたい『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』。

△ゲーム本編を遊ぶ前に、必ず見ておきたい『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』。かっけえ。

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』を観ると、一見お気楽に見えるノクティスたちの旅に、どのような意味があるのか、その輪郭がぼんやり浮かび上がってきます。そして、ストーリー道中でも、『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』が情報を補完するようなシーンがいくつかあります。こちらは2時間近くある壮大な作品ですが、映画を見るような感覚で楽しめます。

『BROTHERHOOD FINALFANTASY XV』では、ノクト一行の過去エピソードが補完できるので、彼らのゲーム本編での行動にさらなる説得力が出てきます。全部で5本、1本10分弱くらいの短い作品なので、こちらも合わせて見ておきましょう。

『BROTHERHOOD FINALFANTASY XV』
『FINAL FANTASY XV』と同じ世界観で展開される映像作品。ゲーム本編では描かれない、ノクトと仲間たちの物語が描かれる。2016年3月31日からYoutubeで配信開始。
前日譚などを中心とした物語は、『FINAL FANTASY XV』の序章へと繋がっている。

両方の作品を見ていなければ、「わからない」、「気になる」というシーンがないのは、「ゲームだけでも十分に楽しめる」という配慮からですが、両方楽しんでいるおれとしては「ゲームだけでは勿体無い」と声を大にしてここを読んでいる人に訴えておきます。運悪くこの記事を読んだ方は、もう気になって仕方ないはずなので、是非とも映像作品の視聴を!

通販で売られている『Film Collections Box FINAL FANTASY XV』には、『KINGSGLAIVE FINALFANTASY XV』と『BROTHERHOOD FINALFANTASY XV』が両方収録されています。『BROTHERHOOD FINALFANTASY XV』は、Youtubeで無料公開されていますが、パッケージ版には新規映像が少し追加されています。丸ごとこの作品を楽しみたいという方は、全部買ってしまうのもアリかと。詳しい商品情報は、公式サイトでご確認ください。普通のゲームソフトに比べて、ややお高い買い物になりますが10年越しの作品ですから。勢いで買いましょう!

面白かった、凄かった。簡単だった。難しかった。やりこめた。いまいち合わなかった。
あとあと、いろいろな感想を交わす相手がたくさんいる作品です。
『FF15』というお祭りを、楽しみましょう!

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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