最近格ゲーの記事が減ってきて徐々にギャルゲーサイトになってきているゴジラインにストップをかけるべく戻って来たナカジマです。
これまでにもデヴィ夫人やA応Pの方々にスト5を教えるという、謎の活動していたゴジラインですが、そんな活動が実を結んだのか、ついに初心者講習会の講師としてお呼ばれいただきました。
『ゴジラインナカジマさんストⅤ講習会in香川』
日時 :2016年10月09日
場所 :香川県高松市国分寺町新居401-1 M.A.M 2階
参加費:無料
申込み:https://ssl.kokucheese.com/event/entry/429712/
こちら明日まで申し込み可能なのでお近くの方は是非ご参加ください。ゴジラインメンバーも数名同行していくのでスト5以外にもゲーム持っていくと思います。我々は適当なので。
これはこれでありがたいお話なのですが、そもそも講習会が初めてなので誰を対象に何を教えればいいのかよくわかっておらず。最初にレベル分けをしたほうがいいんだろうなと考えて作ったのが、今回の題目でもある「セルフ診断チェック」です。雑に作りましたが、伸び悩んでるプレイヤーにヒントを与えるきっかけになるかもしれないのでアップしてみます。何も得なくて時間の無駄になっても、当方責任は負いません。
▼基礎編
<立ち回り>
□自キャラの主力技を把握している
□必殺技をコマンドミスなく出せる
□相手の飛び込みに対して対空技を意識している
□Vスキルを使っている、または性能を理解している
<攻め>
□ガードさせて有利になる通常技を知っている
□基本コンボ(ジャンプ強K→しゃがみ強P→昇竜拳等)ができる
□めくりジャンプ攻撃を狙っている(バイソン、ユリアン以外)
□Vトリガーを毎ラウンド発動できている
<守り>
□足払いをガードした後に足払い等で反撃できている
□起き上がり時に、リバーサル無敵技を出している
□投げを狙われた時に投げ抜けを入力している
□昇竜拳などの無敵技ガード後に確定反撃を決めている
□Vリバーサルを使っている
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LP2000の壁
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ここまでで全ての項目にチェックが付いてない方は、初心者の方からLP1000~2000帯のプレイヤーかと思われます。格ゲーの基本でもあるコマンド入力や対空、システムの使い方などのコツは『ゴジライン格ゲー入門』でも紹介しているので参考にしてみてください。
▼応用編
<立ち回り>
□相手の歩きや前ステップをけん制技で止めている
□飛び込みに対して3回に1回は対空技が出せている
□飛び道具にEX必殺技やクリティカルアーツで弾抜けを狙っている
□相手の前ジャンプ攻撃が届く位置で飛び道具を撃つフリをしている
<攻め>
□当て投げが届く弱攻撃を把握している
□Vトリガーやクリティカルアーツを組み込んだ高火力コンボができる
□通常技対空後に着地攻め(打撃or投げ、表裏)ができている
□相手ドット時にクリティカルアーツの削りKOを意識できている
<守り>
□相手の連係に無敵技で割り込みを狙っている
□隙の大きい必殺技に対して、確定反撃が取れている
□無敵技をガードした後にクラッシュカウンター対応技で反撃している
□起き上がりや割り込みに3F(または4F)暴れを混ぜている
□打撃と投げの二択に対して遅らせジャンプグラップができている
□スタン値を回復させるためにVリバーサルを使っている
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LP7500の壁
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ココらへんができればプラチナ(LP7500)にはなっているかと思います。中級者脱出のポイントもココです。個人的な感覚でいうとジャングラや無敵割り込みなどの防御テクニックが出来ているかどうかが中級者脱却のカギに感じます。
▼上級編
<立ち回り>
□距離別に対空技の使い分けができている
□けん制技に必殺技を仕込んでヒット時のリターンを上げている
□めくりジャンプに対して空対空や潜りによる対空ができている
□相手のCAゲージ、Vトリガーゲージの状況で立ち回りを変えている
□強技クラッシュ(ヨガテレポートやEXバルセロナ等)ができている
<攻め>
□3Fまたは4F暴れに対する連係を使っている
□密着から垂直ジャンプや後ろ下がりで投げ抜けを誘っている
□足払いクラッシュカウンターから詐欺飛びができる
□白ゲージと赤ゲージを含めた削りKOを意識できている
□画面端ではその場受け身、後ろ受け身、両対応の起き攻めをしている
<防御>
□対空技後の着地攻めに対して3F暴れまたは無敵技で暴れている
□連係に対して後ろ歩きで距離を離している
□ガードしたら不利になる技にはVリバーサルを使っている
□弱攻撃で暴れる際は中攻撃まで入れ込んでカウンター確認をしている
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LP12000の壁
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自分も多分ここらへんに毛が生えたくらいの実力ですが、ここまではスト5やり続けていればそのうち到達できるレベルなのかなと感じます。ただ、これ以上先に行くためにはかなり真面目にスト5に取り組まないと辿り着けない領域となります。それがダイヤの領域です。
▼ダイヤ編
~知識~
□主力技をガードした後などのフレームを覚えている
□Vトリガーを発動してカンニングを狙っている
~攻め~
□相手の通常技の空振りに通常技を差し返している
□ジャンプ攻撃の着地硬直(3F)に対して確定がとれている
□単発カウンター確認、または単発ヒット確認ができている
□コンボからスタンまでのスタン値計算ができている
~守り~
□軸ずらし技で暴れている。または軸ずらし対策ができている
□Vリバーサルをボタン離し入力、またはボタン順押しで出している
□Vリバーサルをボタン離し入力で仕込んでからジャングラをしている
□Vリバーサルが確定する通常技を把握している
□受け身の方向または受け身をしないほうが良い連係を意識している
これ以外の事も多々あると思いますがとりあえずダイヤ以上のプレイヤーは当たり前のようにやっているであろうこと、思いついたものを並べてみました。ここまで来るとかかなり地味なテクニックや反撃に関する知識、フレームを理解して硬直差の計算ができるか?などで実力差が出てきます。ちなみにゴジラインメンバーは計算が苦手なためダイヤはいません。
余談ですがプレイヤーの強さはこれら以外にも、
・対戦の量と質
・読みあいの速さと太さ
・対空判断
・弾抜けの反応速度
・フィジカルの強さ
・運の良さ
・性格の悪さ
とか理論じゃ語れない部分が組み合わさって、初めてその人の“実力”になるんかと思います。プロプレイヤーと呼ばれる人たちは最近やたらと筋トレをする傾向にありますが、身体作りをする上で必要な根性や継続力が、試合に臨む際の”自信”に繋がるのではないのでしょうか。多分。
ということで今週末は徳島の浅葉邸に遊びに行ってきます。それでは講習会でお会いしましょう!
ナカジマ(コイチ)
あらゆる格闘ゲームを雑然と遊ぶ浅葉の悪友。
『ギルティギア』シリーズ等、アークシステムワークスの作品では有名プレイヤーとして名を馳せる。密かに、第三回TOPANGAチャリティーカップ『スーパーストリートファイター4』で優勝という実績も。
ソニーコンピューターエンターテイメント主催のイベント”闘神激突”では、格闘ゲームの強いおっさん”闘神”として、『ギルティギアイグザードサイン』で鮮やかなネタ殺しを披露した。
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