あれ、システム周りも結構変化してない?
大人気アニメ『HUNTER×HUNTER』を原作とする 対戦アクションゲーム『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』。2024年春に開催された格闘ゲームの祭典”EVO JAPAN2024″に試遊台が出展され、世界で話題になった本作。今回、2024年9月26日から開催されてるTOKYO GAME SHOW 2024に出展されるとの情報を耳にしました。
前回も直前に試遊させていただいたので取材を申し込んだところ、「さらにグレードアップしましたよ!」とのお言葉を頂いたので、「TOKYO GAME SHOW 2024試遊台バージョン」のプレイレポートを掲載する運びとなりました。
前回の試遊バージョンから大きくシステム面を改修した内容になっており、開発の本気を感じる今回。その詳細と、当日プレイ可能な9キャラクターの内、”ビスケ”、”ウボォーギン”、”マチ”もプレイできたので、その模様をお届けしていきましょう。
◆『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』リポートまとめ
・”ビスケ”、”ウボォーギン”、”マチ”のプレイ感
・さらに進化したキャラクターシステム
・バトルの駆け引き、演出面が強化
TOKYO GAME SHOW 2024
『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』試遊情報
【会場】
幕張メッセ 国際展示場5ホール
【小間番号】
05-S01
【日時】
・ビジネスデイ
9月26日(木)10:00~17:00
9月27日(金)10:00~17:00
・一般公開日
9月28日(土)10:00~17:00
9月29日(日)9:30~16:30
※本試遊会への参加には、別途「TOKYO GAME SHOW 2024」入場チケットをご購入の上、「TOKYO GAME SHOW 2024」にご入場いただく必要がございます。
※入場チケットに関する情報等「TOKYO GAME SHOW 2024」の詳細に関しては、こちらをご確認ください。
(※公式HPより引用)
ビスケはもちろんあの形態に⁉️
そして、”幻影旅団”の人気メンバーも登場!
3キャラクターでチームを組み、スピーディーでスタイリッシュなアクションを繰り広げる本作。すでにキャラクターはご覧通り16キャラクターが公開されています。前回の試遊バージョンでは、ゴン、キルア、クラピカ、レオリオに加えて、ネテロ、ヒソカの6キャラクターがプレイ可能でした。
今回はさらに、ビスケ、ウボォーギン、マチが加わり9キャラクターが試遊できます。それぞれ特徴的なアーツ、特徴があるので、チーム編成によってさまざまな連係、コンビネーションを創造できそうですね。
ビスケ(ビスケット=クルーガー)
グリードアイランドでゴン、キルアと出会い、鍛え上げた師匠のひとり。小柄で可愛らしいルックスだが、実は57歳の変化系能力者。小柄で移動速度が速く、高い迎撃性能やカウンターを用いた臨機応変な戦い方が可能なキャラクター。
だが、オーラアーツ「ゴツイったらありゃしない」「たいてい殺しちゃうから」を使うと”例の姿”に。凄まじい攻撃判定”圧”で敵を追い詰めそうな予感。ビスケ本人は嫌がりそう(?)だが、パワー、巨体系キャラクターを好んで使いたいプレイヤーにぜひ体験して欲しい。
マチ(マチ=コマチネ)
幻影旅団団員No.3で、オーラを糸状に変化させた念糸でテクニカルな攻撃を仕掛ける。豊富な移動技と2回の空中ダッシュによる機動力がポイントで、念糸追跡状態にした相手を引き寄せたり、糸を設置して相手の侵入を阻むといったトリッキーな戦術も取れる。
プレイしていて感じたのは、念糸により攻撃範囲が想像より広く、何より空中ダッシュの自由度が高い。オーラアーツ攻撃「念糸技・穿ち針」ヒット後はさらに追撃できる特性もあり、コンボ面でもかなり工夫ができそうな予感。
ウボォーギン
幻影旅団団員No.11で、巨漢でバトル好きの戦闘狂タイプ。タイマンでの戦いが好きで、見た目通り強化系のパワーファイターだ。動きは遅めなので相手を捉えるのは苦戦しそうだが、相手の攻撃を受け止めながら攻撃できる、いわゆる”アーマー技”が多いため、相手に合わせず、特攻して有無も言わせぬ攻撃力とパワーで破壊したいところ。
一度近づいてしまえば、暴力的な攻撃範囲の拳、タックルで相手を逃さないように。さらにオーラアーツ『全開だ!!! !!!』を使えば、攻撃力と防御力を強化できるので、オーラゲージがある状況ではかなりのプレッシャーをかけられる。
基本アクション・システム面も変化
チーム全体を活かしたプレイが重要に⁉️
システム面も前回の試遊バージョンからかなりブラッシュアップされた印象があります。その中でも特に変化を感じたのが、控えにいるチームメイトに関連する”スイッチ”、”アシストアタック[L1/R1]”でしょう。
アシストアタックとは控えにいるチームメイトによる援護攻撃を行わせるアクション。登場と同時にキャラクターに応じたさまざまな攻撃をしてくれるので、メインで操作しているキャラクターの連係、コンボのサポートに最適。ただし、登場中は敵の攻撃で大ダメージを受ける危険性もある。この、アシストアタックでチームメイトが登場しているときにもう一度アシスト発動ボタン[L1/R1]を押すと、チームメイト交代する”スイッチ[L1/R1]後[L1/R1]”が展開。
ビスケでのコンボ→(スイッチ)マチのコンボ~と、アシストアタックの硬直をキャンセルしてスイッチして次の攻撃へとつなげられるので、このシステムを活用すれば3キャラクターを使用した夢のテクニカルコンボも作れそう。このあたり、上級者はTOKYO GAME SHOW 2024の試遊台でも試して欲しいところ。器用系プレイヤーのコンボを見たい‼️
その他、相手チームを矯正交代させる「イジェクトアタック」は”Lv.1オーラアーツ後にのみ使用”できるようになったりと、上級者同士の対戦でも重要になりそうな変化も見られます。より、チーム戦を意識した動き、システムが構築された印象です。
防御の構え”ネンスタンス”
大きな変化としては、[×]で発動する「ネンスタンス」。ボタンを押し続けることで、オーラを纏って防御に徹した構えを取るシステムで、構え中に攻撃を受けたときに相手を押し返す効果があります。構え中はオーラゲージが徐々に減少するものの、アシストアタックと組み合わせた相手のラッシュ、連係を回避するのに役立ちそう。ただし、投げには無防備な点には注意。
そして、ネンスタンス中に再度[×]で「ネンパクト」(立ち/しゃがみ可)での反撃も狙える。この攻撃は敵の攻撃に耐えられるアーマー効果(下段以外に対応)があり、ヒット時は相手を大きく吹き飛ばします。もちろん、このあとはコンボを決めて大ダメージという流れになるので、このネンスタンスとネンパクトをからんだ接近戦の駆け引きを考えていく必要がありそうです。
そのほか、クイックギア、オーバーギアも若干変化しており、とくにオーバーギアは発動時にオーラの爆発のような攻撃が発生。ヒット時は敵を吹き飛ばすうえ、追撃もできたので、”最終切り札”としての逆転要素になりそう。また、オーバーギア中はダッシュ時に攻撃判定が追加されるようになり、ふだんとは違うラッシュもかけられそう。このあたりは、やりこみ勢たちの研究材料になる予感がしますね。
難しそうな3on3バトルだけど、
コンボがかんたんで対戦までの道のりが楽!
久々に試遊して感じたことが、やっぱりラッシュボタンを利用したかんたんコンボ。1vs1形式の格闘ゲームに比べて、パズル的の忙しい操作が発生しがちな3on3系格闘ゲームですが、ラッシュボタン+弱or中or強攻撃ボタン連打で”なんとなくコンボを完走”してくれるのはありがたい。
コンボ練習が終わるまで、対戦の海へ飛び込みたくない傾向がある”格ゲーおじ”ですが、とりあえず連打してればいいので、立ち回りさえなんとなくつかんでしまえば気軽に対戦できそう、ってのが最大の魅力です。
プレイ初期はキャラクターの強い戦法、動かし方を覚えつつ、アシストアタックの使い方を覚える。それまでは、ラッシュボタンを利用したかんたんコンボでダメージを取る。ある程度、立ち回りを理解したら、よりダメージが高いコンボを練習する、みたいなステップを踏みやすいというんでしょうか。明確に上達への道が組み立てやすそうです。
アニメ作品の格ゲー化と侮ることなかれ。『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』は初心者の方々も、ガチ勢もハマれるタイトルになる素質はある体感的楽しさはあります。競技シーンやプロシーンが盛り上がっちゃったりしないかな、と。「三つ星ハンター」って呼ばれるプレイヤーになれるかもしれないですし。
2024年9月26日(一般日は28、29日)からスタートするTOKYO GAME SHOW 2024では、ぜひコナミデジタルエンタテインメントブースにて試遊してみてはいかがでしょうか。
『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』のキービジュアルを使用した特製ステッカーもプレゼントされるとのことです。
以下、操作説明書も掲載しておきますので、『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』試遊の予習にお役立てください。
goziline
様々なジャンルのゲームを大人気なく遊びます。
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