デッキ紹介が終わるのはいつの日なのか。そして、こうしてデッキ紹介をしている間に、バランス調整が入り、リライトになったらどうしようと恐れている浅葉・34歳(牧場主)とミズシナ(Jくん)が、今回はドラゴンのデッキについて紹介します。
おれ「ドラゴン、男ですね。なんかこいつすぐキレそうなタイプ。あんま友達にはなりたくない。角刈り、こわい」
ミズシナ「男キャラクターに冷たい男、浅葉」
おれ「『ときめきメモリアル』で早乙女好雄くんに、「オレの彼女だよ」って朝日奈さん紹介されるバッドエンディング見てから、男キャラクターは全員信用してない」
ミズシナ「あんたのトラウマ、浅すぎない?昨日、ネタみたいなもんだけどサイコパス診断ってのを眺めてたんだけど、”浅葉、全部該当しとる”って震えたわ」
おれ「おれも自分がおかしいと思ったことはあるよ。でも、ある日気づいたんだよ。おれ以外の全員がおかしいのではって」
ミズシナ「そうだな。世界は狂ってるもんな。話をドラゴンに戻そう。ドラゴンは、”ランプ”、いわゆるマナ加速って要素を持つクラスだね。前に説明した、アグロ、ミッドレンジ、コントロールでいえばミッドレンジに近いんだけど、ちょっと特殊」
おれ「相手よりも先に強いカードを出しやすいってことか」
ミズシナ「そうそう。あと、PPを7以上にすると、”覚醒”っていう状態になるんだけど、その状態にもっていきやすく、なおかつその状態で効果を発揮するカードが強力なんだよね」
ランプ:ターンごとに使えるコストを増やし、相手より先に強いカードを繰り出す戦術を指すスラング。マナ加速:1ターンに使えるコストを増やすことを指すスラング。または、コストを増やす能力を持つカードを指す。
覚醒:自分のPP最大値が7以上の状態。一部のカードは、覚醒状態を条件に、強力な能力を発揮する。
おれ「ドラゴンのデッキ、twitter観てる限り、格闘ゲーマーたちに人気があるように見える。おれは、ドラゴン=”厨”なのではと感じている」
ミズシナ「”厨”に近いかもしれんね。プレイは簡単、『遊戯王』だと遊戯くんがクリボーしか出せないターンに自分はブルーアイズ出せるようなイメージ。強さも兼ね備えているから、プレイヤー全体で見た使用率もかなり高いね」
(※厨=格闘ゲームでは、簡単に使えて、強いキャラクターを”厨(房)キャラクター”というスラングで呼ぶ。それを略したものがここでの”厨”。)
おれ「やっぱり”ランプ”って特性が強いのかね」
ミズシナ「ランプはもちろんなんだけど、出したターンにそのまま殴れるカードが多いんだよね。しかも、攻撃力も高い。特にレジェンドの≪ダークドラグーン・フォルテ≫は6コストなのに進化させれば1撃で7点のダメージを出せる」
おれ「このカード、萌えられるな。合格!」
ミズシナ「『神撃のバハムート』や『グランブルーファンタジー』にも出てきてる、サイゲームスの看板キャラの一人なのかもね。『グランブルーファンタジー』でもかなり”圧”のあるキャラクターらしいよ」
おれ「ドラゴンのデッキには、あんまり弱点がないの?」
ミズシナ「明確な負けパターンはマナ加速に失敗したときにアグロに対処し損ねること。あとは弱点ではないけれど、強いデッキを作るのにそれなりの課金がかかるところかな。すごく今勝ちたいって人は、触れば感動すると思う。あまり中途半端なのはやりたくないから、今回紹介するデッキは、課金前提のものにしたよ」
デッキ概要:序盤はマナ加速を狙い、相手より大きいキャラクターと各種疾走持ちでライフダメージを狙う。プレイガイド:
1.序盤はとにかくマナ加速を重視。対アグロ以外なら加速カード以外はマリガンで捨てていい。
2.対アグロが想定される場合は低コストのキャラクターを残す。
3.後攻を引いた場合、≪ドラゴンウォーリア≫が逆転の起点になる。マリガンでのキープも考えよう。
4.≪ドラゴンガード≫は覚醒時に出すのが基本。
5.≪ダークドラグーン・フォルテ≫の仕事は相手の顔を殴ること。このカードは、覚醒時以外にも、勝負どころでは出す。
6.中盤以降は各種疾走持ちで積極的に相手の顔面を狙う。≪ジルニトラ≫は本体が貧弱なので、有効なトレードに使える場合は使っていい。
・デッキ評価(最大は星5)
今夜勝ちたい度:★★★★★(プレイが簡単かつ、デッキパワーが高い)
課金がかかる度:★★★(生成: 23,400 想定課金額:クラフト込みで15,000~30,000円程度)
ミズシナ「ドラゴンはマナ加速で速い段階で10コストに辿りつけるから、≪サタン≫との相性もいいよ。相手からすると“アポカリプスデッキ”に変えられた時点で、「やられる前にやる」しかなくなるくらい暴力的だから、持ってる人は一度使ってみてほしい。海馬社長気分が味わえる」
ようやく3クラス。残り4クラスはやり遂げられるのか。