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【プレイレポート】名作『幕末浪漫第二幕 月華の剣士』は、今だって楽しい!

   

昔ハマったゲームを遊ぶと、ポエムを書き出しそうになる34歳・浅葉です。
PS4とPS Vitaで遊べる『幕末浪漫第二幕 月華の剣士〜月に咲く華、散りゆく花〜』が配信開始になりました!
1998年にゲームセンターで稼働した本作が、2016年の今、オンライン対戦対応で遊べるようになって帰ってきました。

多彩な技とシステムを詰め込んだ本作は、同社からリリースされている『サムライスピリッツ』とはまた違ったプレイフィールが高い人気を博しました。

△多彩な技とシステムを詰め込んだ本作は、同社からリリースされている『サムライスピリッツ』とはまた違ったプレイフィールが高い人気を博しました。

三角

△キャラクター決定後に選択する「剣質」によって、闘い方や連続技が大きく変化するのも本作の特徴です。剣質には、連続攻撃に秀でた「技」と、単発火力に長けた「力」、そして二つの特性を併せ持つものの、体力が少ないという弱点をもつ隠し剣質の「極」が用意されています。

この作品の前作にあたる『幕末浪漫 月華の剣士』(1997年アーケード版稼働)を初めて遊んだときは、その美しいドット表現に驚かされました。
キャラクターや技の格好よさは、当時ゲーセンで稼働しているゲームの中でも、群を抜いていました。雷や氷のエフェクトの、なんと美しかったことか!
どことなく、『るろうに剣心』っぽいキャラクターや技がいたのも、当時のゲーセン少年には良かったのかもしれません。(このときはオマージュ的な扱いでしたが、『月華の剣士』の攻略本には、『るろうに剣心』和月伸宏さんのインタビュー記事が掲載されています。)
続編となる本作では、1でメチャクチャ格好よかったラスボスの嘉神や、八神庵が大好きなSNKファンにぶっ刺さる新キャラの刹那が登場しました。
ネットによる攻略もない当時ですから、ジャンプBが二段技の刹那が「強い」とか騒いでいた頃もありました。実際は弱キャラだったのに(笑)

△前作のラスボスの(左)と、今作からの新キャラクター刹那(右)。ネットによる攻略がなかった時代、刹那が”弱い”と気づくにはずいぶん時間がかかりました。

△前作のラスボスの嘉神(左)と、今作からの新キャラクター刹那(右)。ネットによる攻略がなかった時代、刹那が”弱い”と気づくにはずいぶん時間がかかりました(笑)

その後しばらくして、骸や斬鉄の永久コンボを教えてもらって、「クソゲー!」なんていいながら、ひたすら対戦していました。
今みたいに、「バランスが悪いからクソゲー、遊ぶ価値なし」とならなかった時代でした。
比較できるほど他の作品も出ていなかったし、目新しい技も多かったんだと思います。
そして、遊んできた作品と比較して語ったり、こう調整したほうがよかったなんていく賢さもなかったから、とにかくコインをいれて、対戦相手に「クソゲー」を体験させることが楽しかった。
強すぎる技や永久コンボは、ご褒美だった90年代が生んだ、とんでもなく熱いゲームが本作でした。
当時の作品にしてはやや複雑なシステムと、目押しやコマンド入力がシビアなゲーム性もあって、えげつない戦術は多いものの、それを成し遂げるには一定のプレイヤースキルがいるという怪作だったのです。
勝ったらめちゃくちゃ嬉しくて、負けたらめちゃくちゃな理不尽を感じながらも、やり返してやるという決して健康ではない情熱に火がつく作品でした。
当時は、このゲームを作ったのがSNKであることしかわからず、今みたいにバトルプランナーの顔なんて浮かんでもきませんでしたから、溜まったフラストレーションはプレイで対戦相手に返す時代だったのかもしれません。

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△当時必死に練習した、骸の永久コンボ。ダッシュ4+Aを素早く繰り返すシンプルなものです。このゲームは、一回の連続技で与えられるダメージに上限が設定されているので、このコンボでタイムアップを狙うグレーな戦術が存在します。永久コンボでダメージ上限に達したら、相手を空中に浮かせて、ガード不能(バグ)を使った厳しい着地攻めを仕掛けるという戦術も当時は熱かった(笑)

PS4版を久々に遊んで、当時自信のあった永久コンボをしてみたら、思いっきり下手になっていました。よく、こんなしょーもないコンボで、勝った、負けたの争いをしていたよなぁ。
でも、今、PS4にアーケードスティックをつないでガチャガチャとやっていると、やっぱりなんだか楽しそうな気がするのは、この作品の魅力が本物だからでしょう。あのときちょっと難しいなと感じたことは、10年以上経過しても、まだちょっと難しいのが心憎いですね。
「最強」と言われるキャラクターたちを使っても、今やりこみを続けているプレイヤーにはラウンドをとることもできないと思います。それでも、今こうしてガチャガチャしていたら、このキャラクターたちを動かしてみたくなるし、誰かと対戦してみたくなる。
ゴジラインの連中なんて、「おれの天野のジャンプC見せるわ」とか「15年前からの斬鉄使いの力に震えろ」とか、誘ってもいないのに盛り上がっています。
最初のきっかけになった美しいドット表現は、今見ても味わい深いし、バトル中に流れる音楽もたまらなくいい。
ストーリーだってもう一度見直したいし、当時は「弱い」と切り捨てられた隠し要素や隠しキャラクターについても知ってみたい。
当時は感じなかった、新しい欲求もわいてきました。

剣質「極」出現コマンド
剣質選択時に、4秒以内に、
「技」に合わせてC×6
「力」に合わせてB×3
「技」に合わせてC×4

△

△「力」と「技」の剣質をあわせもつ「極」ですが、防御力が極端に低いという弱点を抱えています。

楓(覚醒前)出現コマンド
楓にカーソルを合わせ、「C×9、B×1、C×4」と入力してから決定。

はぐれ人形出現コマンド
あかりにカーソルを合わせ、「C×8、B×9、約1秒ほど間をあけてC×1」と入力してから決定。

虎徹出現コマンド

示源にカーソルを合わせ、「C×5、B×10、C×2」と入力してから決定。

黄龍出現コマンド
楓にカーソルを合わせ、「C×10、B×5、C×4」と入力してから決定。

△家庭用

△家庭用限定で使えるボスキャラクターです。飛び道具を撃ってるだけで凄まじい圧を放つキャラクターです。ギャグのような強さなので、対戦では両者同意の上で使用することをオススメします(笑)

おれのように、格闘ゲーム思い出おじさんとして遊ぶのもよし。
強キャラ、永久、ハメを練習して修羅の国に参戦してみるのもよし。(オンラインには、同じ考えの人が山ほどいる可能性がありますのでご注意を)
1000円(PS4&PS Vitaのクロスバイ版は1500円)という大変リーズナブルな価格なので、格闘ゲーマーなら買っておいて損はない作品です。
ネオジオ版をベースにしていて、トレーニングモードは今の時代の格闘ゲームと比べるには貧弱ですが、コンボの練習などはもちろんできます。
ストーリーモードプレイ中に、ギャラリーの絵が追加されると自動でポーズがかかるのもご愛嬌。
オンライン対戦も、プライベートスロットがないなど、若干ゆるい作りですが、知人との対戦をするために最低限必要な招待機能もあります。
先ほど、オンライン対戦をしてみたら、やりこみ系プレイヤーらしき人の翁にボコボコにされました(笑)
若干ラグを感じる場面もあるので、ゲーセンさながらとはいきませんが、それっぽい対戦は十分に可能です。

また、この作品は、コアなファンの方々によって、大会が開催されていたりするので、それを目標に遊んでみるのもいいかもしれません。
大会には、”縛り”が設けられていることが多いので、大会を目標にする方は、ルールのチェックをお忘れなく。
参考:星華饗宴公式ルール

本作の大会ルールの多くは、永久コンボを制限するためのものです。
「ルールを設けて遊ぶ格闘ゲームなんてつまらない」なんて思う人も少なくはないと思いますが、実際にこのルールに従ってプレイしているプレイヤーたちの戦いを見ると、考えが変わる人も多いはず。
この作品を愛し、やりこみ続けているプレイヤーたちの試合は、永久コンボで終わらせるにはあまりにももったいないと感じるほどです。
永久を使った試合も当然できるけれど、皆が納得のうえ、ルールに従って対戦しているやりこみ勢の戦いは、本当に美しい!ちなみにおれは、一度、本作をやりこんでいるプレイヤーに、「対戦してみようよ。浅葉君は永久アリでいいから!」と誘われて対戦したことがあるのですが、至源の立ち回りで”わからされた”ことがあります(笑)
永久があるからすぐに勝てる!とPS4版から始める方と、長年やりこみを続けてきたプレイヤーの戦いはエンタメとして面白そうですね!

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△永久コンボが禁止とはいえ、格闘ゲーマーの大好きな”激しい技”も多数存在するのでご安心を。

あと、個人的には、家庭用ならではの体力やゲージが一切見えなくなるマスクモードを使って、『ブシドーブレード』的いつやられるかわからないバトルを楽しみたいですね。

△こちらがマスクモード

△こちらがマスクモード。ゲージやタイムを全くわからない状態にして対戦できます。

近々、ゴジラインのメンバーと、懐かしい話をしながら、本作をガチャガチャ対戦してみたいと思います。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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