最近はランクマのLPで実力を測られる傾向があるのでLP5000手前で停止していたランクマを再開しました。ウルトラゴールド(LP6500)にするまでにかかった時間:約2時間半。その間消化したアニメ:6本(坂本ですが?、ジョジョ、カバネリ他)。待ち時間を最大限に活用する格ゲーマー、ナカジマです。
今回は一部上位陣の間で「もしかして使えるのでは?」と噂されているのかどうかは知らないけど、Vトリガーを使った新テクニックをご紹介します。
Vトリガーの隠された性能
まずはこちらの動画をご覧ください。
△ベガにCA以外の無敵技はありませんが、ミカの溜めドロップキックをVトリガーの発動モーションで抜けています。これは一体?
これは、Vトリガーの発動モーション、正確には「Vトリガーの発動暗転時に、1Fだけ無敵時間が付与される」という現象を利用しています。ミカの立ち強Kはホールドすると持続が1FになるのでVトリガー暗転時の1F無敵でも抜けられるという訳です。もちろん猶予も1Fなので実践で狙えるもんではありません。ただの大道芸です。
1Fしか無敵時間無いとか、んなもん使えないじゃん!というのは早漏の考え方。この1Fの無敵時間を活かせる瞬間がスト5にはあります。そのポイントが「起き攻めの打撃持続重ねに対するリバーサルVトリガー」です。具体的な例を見ていきましょう。
かりん しゃがみ強K→前ステップ→しゃがみ中P
かりんのこの連係は足払いでダウンを奪った後にその場受け身にも後ろ受け身にもしゃがみ中Pを重ねることができる安定行動です。俗に言う「両受け身対応起き攻め」というやつですね。リバーサルによる暴れもきっちり潰してくれるので非常に強力。ですが、後ろ受け身を取った際はしゃがみ中Pの最後の4F目が重なることになるため、リバーサルVトリガーの無敵時間でしゃがみ中Pを空振りさせることができるのです。
△Vトリガーは暗転モーションさえあれば飛び道具系のものでも無敵が付与されます。バルログに待望の無敵技が!
下記に代表的な持続重ね起き攻めをまとめておきました。下記以外のものありますが、しゃがみ弱Pや飛び道具に対して使っても効果が薄いので使える状況は少ないです。
<後ろ受け身→Vトリガーで避けられる持続重ね起き攻め>
ミカ :中ピーチ or EXピーチ→前ステ→6+中K 16F有利
かりん :足払い→しゃがみ中P、天狐→天狐→強殺歩→前ステ→しゃがみ中P、天狐→EX天狐→強殺歩→弱刹歩→しゃがみ中P 11F有利
春麗 :スピバ→前ステ→しゃがみ弱K→発剄 13F有利
バルログ:EXクリムゾンテラー→スラ→素手しゃがみ強P 19F有利
ベガ :中インフェルノ→弱ニー→立中P 13F有利
△地味テクながらも、かなり目を見張るリターンをしています。今後持続重ね起き攻めがメジャーになってきた時用に知識を備えておきましょう。
注意点として、暗転モーションの存在しないナッシュのVトリガー(2Fから無敵)では出来ません。2F無敵ワープが強すぎるのでナッシュ使いは我慢しましょう。あとなぜかネカリも出来ません。暴れコパトリガーをやりすぎた代償でしょうか。また投げ無敵も存在しないので投げ埋めに対しても無力です。リバーサル暗転後に投げられるのでVトリガーゲージもちゃんと消耗します。
そしてこの記事書いてる内にナカジマ、考えました。
これ4F詐欺に対してもできるんじゃね?
早速試してみることに。
△出来ました
足払いクラカン時などは詐欺飛びから強制的に攻められてしまうポイントですが、リュウ春麗などはリバーサルVトリガーを出すことで暗転後5分の状態になることが判明。その後の調べでファンのVトリガー(硬直0F)は+5F取れていることもわかりました。投げで割り込めるので超強いけどファンに詐欺飛びする意味はあまりありません。
ということで地味なVトリガーネタでした。強Pの横にVトリガーボタンを設定して起き上がりに連打する人が増えればこれ幸いです。果たして今後詐欺飛びが安定じゃない時代が来るのか?来ないのか?効果のほどは定かではないので用量用法を守って自己責任の上ご利用ください。
ナカジマ(コイチ)
あらゆる格闘ゲームを雑然と遊ぶ浅葉の悪友。
『ギルティギア』シリーズ等、アークシステムワークスの作品では有名プレイヤーとして名を馳せる。密かに、第三回TOPANGAチャリティーカップ『スーパーストリートファイター4』で優勝という実績も。
ソニーコンピューターエンターテイメント主催のイベント”闘神激突”では、格闘ゲームの強いおっさん”闘神”として、『ギルティギアイグザードサイン』で鮮やかなネタ殺しを披露した。
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