今回の記事では、EVO2019にて、「Community Championships」として開催される『ミリオンアーサー アルカナブラッド』の見所を紹介します。Steam版の発売を受けて、数々の種目の中でもかなり後半に種目化が発表されたタイトルですが、参加人数は現時点で100人超え。当日のエントリー枠が抽選になるなど、大きな盛り上がりを見せています。
先行してアーケード版や家庭用版がリリースされた日本の選手にアドバンテージがあるタイトルですが、海外勢の中にはかなり動きの完成された猛者もいるとのこと。決勝リーグは現地から生放送されるので、お見逃しなく!
『ミリオンアーサー アルカナブラッド』
日 程:2019年8月2日~4日(現地時間) ※本タイトルのステージは8月3日となります。
会場:アメリカ・ラスベガス マンダレイ・ベイ
※イベントの詳細はEVO2019公式ページにてご確認ください。
決勝トーナメントは現地よりhttps://www.twitch.tv/evo7にて放送
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▲『ミリオンアーサー アルカナブラッド』の大会がEVOで実現!
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▲EVO2019の『ミリオンアーサー アルカナブラッド』ブース。
サポート騎士が飛び交う
自由度の高いバトル
本作のわかりやすい見所は”サポート騎士”と呼ばれる、必殺技感覚で使えるお助けキャラクターを使った連係や連続技。プレイヤーや使用キャラクター、プレイスタイルによって異なるサポート選択が行われることが予想されるため、試合は非常に賑やかなものになりそうだ。
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▲サポート騎士を絡めたコンボや連係は実に多彩。サポート騎士は3キャラクターまで選べるので、プレイヤーや使用キャラクターによって構成が変化するのも見どころ。
本作でも、2D格闘ゲームのセオリーであるダウンを奪ったあとの”起き攻め”は非常に強力だが、共通システムに打撃に対して無敵となる”攻撃回避”が存在するため、安易な攻めはかんたんにいなされてしまう。対戦に慣れているプレイヤーはリーチの長い技や”仕込み”と呼ばれるテクニックで相手を攻めから逃さないように工夫していることが多いので、起き上がりの攻めの構築も大きな見どころになるだろう。
『ミリオンアーサー アルカナブラッド』
注目キャラクター
ここでは、EVO2019のCommunity Championshipsの注目キャラクターを紹介する。国外での大会かつ、予選では参加人数の多い大会ということで、バラエティ豊かなキャラクターを見ることができた。
【ゼクス】
強力な通常技を軸に試合のペースを作るキャラクター。中でも2段技のジャンプBは特に強力で、地上の相手に攻め込む際はもちろん、空対空でも打ち勝ちやすい。また、Dボタンの攻撃や、移動投げの”サベージアサルトアクション”を決めると、”エレメンタルカノン”という高性能な飛び道具が1回だけ使用可能になる。エレメンタルカノンは攻撃発生、範囲ともに優れた強力な技で、相手の動きを大幅に制限できるのが強みだ。
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▲空中でも繰り出せるエレメンタルカノン。ヒット時に追撃がかかる状況も多い。
【居合アーサー】
強力な地上技と、トリッキーな必殺技を併せ持つテクニカルキャラクター。斜め上に強い立ちBは、本作の地上技の中でも屈指の性能を誇る。サポート騎士と超必殺技を絡めたコンボのダメージが非常に高いため、試合後半の逆転力も高め。弱点としては近距離まで詰め寄られた場合の切り返し手段に乏しいところ。
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▲居合アーサーはゼクスの対抗馬ともされるキャラクターだが、操作の難度が高い。
【リース】
リーチの長い通常技を数多く持つため、けん制能力が非常に高い。サポート騎士の構成次第では、けん制から多彩な連続技に持ち込めるのも強み。打撃と投げのシンプルな揺さぶりに加えて、ジャンプ2+Bやジャンプ2+Dといった”中段”の選択肢が豊富なのも見逃せない。これらの技は、単体では追撃をかけることが難しいが、サポート騎士や因子解放によるキャンセルを使えば連続技へと発展する。下各種ゲージを豊富に持っているときの動きにも注目してみよう。
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▲『聖剣伝説3』からのゲストキャラクターとなるリース。
【二刀アーサー】
強力な中段攻撃を持つため、近距離での連係が非常に強力。スピードは標準クラスなので、素早い相手を捕まえるにはやや苦労するものの、近づいてしまえばどんなキャラクターにもプレッシャーをかけられる。ノーゲージで繰り出せる無敵技を持っているので、相手の攻めに割り込みやすいのも大きな強み。本作の無敵技は一部のサポート騎士でキャンセルをかけることで、隙を減らすことができるので、意外とローリスクな選択肢になっている。
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▲『アルブラ』では隙の大きい技も、”因子解放”やサポート騎士でキャンセルをかければ、そのまま攻めを継続できる。二刀アーサーはこの仕様の恩恵を大きく受けるキャラクターの一人だ。
【ニムエ】
チャージは必要なものの、遠距離から相手を攻撃できる強力な飛び道具を持つキャラクター。チャージ版の飛び道具は、ヒットすれば追撃可能な状況が多いため、相手側はニムエの得意とするやや離れた距離をキープさせないよう対策する必要がある。サポート騎士との組み合わせによってはダメージの高い連続技や、見切られにくいガードの揺さぶりが可能になる。弱点は、近距離での切り返し手段に乏しいこと。ジャンプも緩やかなため、本作の防御セオリーのひとつであるジャンプで逃げるという行動も他のキャラクターよりも貧弱。
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▲飛び道具のチャージ時間に応じてエフェクトが変化する。
【咲山小梅】
家庭用版で追加された新キャラクターで、リーチの長い攻撃を得意とする。画面端では多彩な連係や連続技が存在するため、対戦では”運び”重視の連続技も見られるはず。相手の因子ゲージを吸収する必殺技を持つのもこのキャラクターの優れた個性。
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▲家庭用から追加された小梅は『LORD of VERMILION IV』からのゲストキャラクター。
Steam®版『ミリオンアーサー アルカナブラッド』
EVO CommunityChampionshipsで使用されるのは、2019年6月21日(金)より発売となったSteam®版『ミリオンアーサー アルカナブラッド』。日本国内で展開中のプレイステーション4版やアーケード版と同じバトルバランスとなっているが、一部表現は海外の基準に合わせて変更などが行われている。
また、Steam®版ならではの機能として、最大で1920×1080サイズの表示が可能で、メニューやバトル中のUI、カットインなどを英語表示に切り替えられる。また、PCのスペックによっては、ロード時間が非常に短くなるのも嬉しいところ。
EVO2019会場には本作のプロデューサーであるスクウェア・エニックスの琢磨尚文プロデューサーもいるとのこと。
『アルブラ』プレイヤーはもちろん、未プレイの方も、気軽にブースのほうに訪れちゃってください!
よっしゃ!巨大スペースではないけれど、これなら見つけられるっしょ…!
観覧モニターも手配できたので、これはこれでオペレーションでも使えそうな感じでベネ。#EVO2019 #アルブラ #Arcanablood pic.twitter.com/1Eqx57foYr
— 琢磨尚文 a.k.a もんたん/もそた (@montandesu) August 1, 2019
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