4弾環境で生まれたコントロール系デッキ
はい、またまた1週間ぶりぐらいです。『白猫プロジェクト』本家も更新が頻繁でなかなか睡眠時間が取れない生活を送っているケンちゃんです。
今回もゴジラインでは『白猫TCG』のデッキ紹介記事の3弾を紹介していきます。今回は徳島マチ★アソビで開催されたネコカマラソンの王者、名古屋の強豪「六武道」さんから、マニア心をくすぐる緑デッキをいただきました。
そのデッキの主軸となるのはなんと、みなが主力にすることを諦めていた(?)であろう「カティア」(CV:村川梨衣)さん。通常の緑にはなかった盤面を展開できるので、相手の虚をついた不意の総攻撃が楽しそうですね。
◆白猫プロジェクトTCGとは?
2017年5月25日にスタートしており現在4弾ブースターまで発売中。2018年には鬼門である1周年を突破し、最新弾である第5弾ブースターは6月21日発売予定。
あの『白猫プロジェクト』がスマートフォンの枠を超えてリアルなカードで遊ぶ本格トレーディングカードゲーム(TCG)として商品化。1プレイにかかる時間はおよそ10分~20分。TCG初心者でも直感的に遊べて、やりこむほどに戦略性が増す、まさに『白猫プロジェクト』の楽しさを体感できるTCGです。
~『白猫プロジェクトTCG』公式HPより~
緑単色カティア毒デッキ
◆Lv1
ヘレナ×3、キャトラ×3、茶熊キャトラ×2
◆Lv2
ベルメル×3、バーガー×3、リュゼーヌ×1
◆Lv3
覚醒ベルメル×3、ダージ×3、ヴィンセント×2
◆Lv4、5
バイパー×3、カティア×3、覚醒カティア×2、覚醒バイパー×1
◆モンスター
フォレストクイーン×3、がっかりボックス×3、ジャイアントスパイダー×1、ゴロレオン×1
◆タウン
緑ソウル発掘所×5、槍術研究所×3、宿屋×2
ネコカマラソン王者:六武道さんのコメント
緑といえばガレアで守りながら攻めるという試合がメインですが、今回はその常識を打ち砕いた新基軸の緑ソウル単色デッキです。 今回のデッキは普段フィニッシャーとして扱われるケースが多いカティアが中心。 序盤から相手のキャラを毒にしていくことで、盤面を有利に展開させるデッキです。
カティアデッキのポイント
この特殊な緑デッキを六武道さんにしっかりと解説いただいたので、ぼくの感想を添えつつ見ていきたいと思います。ガレアがいない緑デッキなので相手に展開が読まれにくそう……、というか突然のガード不能が飛んできて困りそう。( ̄ー ̄)ニヤリとしながら毒でフィールドで有利に展開していきましょう。
なぜ今カティアなのか?
なぜ今カティアを活用するかという疑問が浮かぶと思いますが、理由は第4弾で登場したモンスター「がっかりボックス」の登場です。
緑はバイパーやヴィンセントなど、低コストで連続でキャラチェンジして一気にダメージを与えたい機会が多くあります。 そのため、キャラチェンジにソウルを大量に消費するので、ガレア中心の緑デッキよりも緑色のタウンが必要。 緑色を8枚入れてしまうと別カラーのタッチ要素が1枚、そして宿屋1枚が限界になるため、どうやってもタウンデッキの自由度が低くなりがちです。今回このがっかりボックスが登場したことで、3ダメージトリガーの枚数が増加。 緑タウン8枚を達成しながら3ダメージトリガーを4枚以上導入可能になりました。
緑的には「回収はゴロレオンに任せればいい」となりがちですが、このデッキでは守りの要であるガレアを採用しない分、デッキ全体の耐久力を補うために3ダメージトリガーとALLOFFトリガーも多めに必要になりました。とはいえキャラ回収は必要となるので、ゴロレオンの代わりにタウン構成を変化させて宿屋を2枚で補っています。
がっかりボックス、バイパー、宿屋などで勝ち筋の中心となる「カティア」と「相手キャラを毒にするキャラ」をそろえていきましょう。
序盤は速攻、中盤はゆったりと展開
まずは序盤のスピードが肝心要となるデッキで、相手の場に攻撃4をもつキャラが登場しないうちに畳みかけるのがポイントです。基本的にベルメルと覚醒ベルメル、ヴィンセント、バイパーなど、低コストでキャラチェンジできるキャラを駆使して一気に相手山札へダメージを与えていきたいので、初期手札交換(マリガン)は全力でベルメル・覚醒ベルメルを狙いにいきましょう。
序盤戦が終わり相手のキャラが登場して場が整ってきたら、一旦攻めの手を緩めて今度は自分のタウンが建設されるのを待ちながらゆっくり展開させていきます。このデッキのフィニッシャーであるカティア&フォレストクイーンは強力ですが、コストが重いのが弱点。自分の場にLv3のキャラがいたとしても合計6コスト、 さらに攻撃を重ねようとするとそれ以上のコストが必要になるため、タウンが多く必要となるためです。
ガレアがいないので耐えるのは難しいと思いがちですが、このデッキは幸いにも(?)相手のキャラを毒にするカードが豊富。毒を駆使して相手の展開を遅らせるのがポイントとなってきます。そして、試合終盤になってソウルが十分にたまったら、相手のキャラを毒にしてカティアでフィニッシュを狙いましょう。序盤で攻撃を畳み掛けてリードを奪いたいのはそのためでもあります。
後半は相手の場を埋めさせるように戦い、相手の場に4キャラ並べさせて茶熊キャトラを防止するのもひとつの策。 また、すでに相手の場にいる茶熊キャトラを毒にすることで、 カティアの能力により相手の茶熊キャトラに防御させず、 同様に茶熊キャトラによる計算狂いを無視しやすくできるのも、このデッキの魅力です。
ワンポイントアドバイス
ダージやリュゼーヌは毒を与えられる貴重なキャラですが、実質相手キャラに1ダメージを与えられるという認識で構いません。 相手のシャルロットやルウシェを相手にする場合は、トリガーで3ダメージを与えて、自分の次ターンに毒にして倒すという戦法がおすすめです。ですが、覚醒キャラが存在するキャラの場合は、攻撃すると覚醒される可能性があるので注意しましょう。
ちなみに、リュゼーヌは登場ソウルや要求ルーンが重いのが弱点ですが、そこは茶熊キャトラがを緩和してくれることが多いです。 ヘレナから手札に加えられるので、1枚あるとかなり活躍してくれるはずです。
「Let’s毒沼! おっほーーー!」
カティアの真価はこれで発揮できるのか!?
以上、六武道さん作「緑単色カティア毒デッキ」の紹介となります。基本的に緑デッキはガレアを駆使した耐久戦になりがちなので、能動的にダメージを与えていく機会が少ないのが弱点です。とくに相手に攻撃力5のキャラが立ってしまうと、ガードを持ったガレアでさえ動きにくくなります。
そこで、ふだんより毒効果による盤面のコントロールができるのがこのデッキ。まったりと守っているとフォレストクイーンからのカティア登場により「突然の死」なんて展開もありそうです。希少性の高いデッキゆえ、コンボを決めたときの爽快感もばつぐんでしょう。
このように4弾のデッキを紹介させていただきましたが、新しいカードだけでなく1弾、2弾のカードもまだまだ活用法が眠っているのが『白猫TCG』の面白いところ。強いカードで常勝を狙うのは基本といえば基本ですが、相手の予期しないデッキで襲いかかるのもTCGの魅力。そんなひとはこのカティアデッキを使ってみてはいかがでしょうか?
ケンちゃん
二台のスマートフォンを駆使し、さまざまなスマホゲームをプレイする。
人呼んで”スマホのケンちゃん”。
メンバーからは白猫のケンとも呼ばれている。
大の格闘ゲーム好きでもあり、対戦格闘とつけば何でも買う。
『KOF MAXIMUM IMPACT 2』世界チャンプという強烈な実績を持つ。
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