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【体験版プレイレポート】『FIGHTING EX LAYER BETA (DEMO) 』の”超・新しいところ”にワクワクする

   

アリカから突如発表され、大きな話題となった謎の格闘ゲームが気になって仕方がない浅葉です。『ストリートファイターEX』シリーズの、スカロマニアやカイリ、ガルダなどが登場するこの謎の格闘ゲームは後に、そのタイトルが『FIGHTING EX LAYER』であることが明かされました。
そして、本日12月12日から『FIGHTING EX LAYER BETA (DEMO) 』が配信開始となりました。βテスト版的な機会というこで、ランクマッチやトレーニングモードが楽しめるようになっています。今回の記事は、そのプレイレポート的なものをゆるっと書いてみようと思います。
※本記事の内容は、『FIGHTING EX LAYER BETA (DEMO) 』のものです。製品版では、仕様が変化している可能性があります。

△アリカ社が手がけた『ストリートファイターEX』に登場したキャラクターたちが戦う『FIGHTING EX LAYER』の体験版が配信開始!

『FIGHTING EX LAYER BETA (DEMO) 』配信期間
価格:無料
2017年12月12日〜2017年12月26日AM5:00
オンラインマルチプレイを楽しむにはPlayStation®Plusへの加入(有料)が必要です。

1998年にアーケードで稼働した『ファイティングレイヤー』を想像させるこのタイトルですが、DEMO版を遊んでみると、「懐かしくも新しい」、いや、「懐かしくも”超”新しい」プレイフィールが驚かされました。懐かしいと感じるのは、やはりおっさん格闘ゲーマーたちにはたまらないキャラクターたちの一挙一動です。スカロマニアが元気に飛び跳ね、一見ギャグキャラのように見えるアレンがド派手な空中コンボを決める。通常技や必殺技は彼らが20年近く前に繰り出していたものに近く、おっさん格闘ゲーマーとしてはじんと来てしまうのです。
と、そんな思い出話はあとにして、まずは本作の「”超”新しい」ところに注目してみましょう。

△見た目の通り、パワータイプのキャラクターとなっている「ダラン」。強力なコマンド投げはもちろん、打撃始動の凄まじい空中コンボも持ち合わせています。

△今回のβ版で使用できるのは、左からダラン、ガルダ、カイリ、しらせ、スカロマニア、アレン。しらせは『ストリートファイターEX』に登場した「ほくと」と似たようなバトルスタイルを持つキャラクターです。

ここが超新しい01.試合の流れがガラリと変わる!?
特殊能力を付与する「強氣(ごうき)」システム

本作オリジナルの「強氣(ごうき)システム」は、キャラクターに選択した強氣に応じた特殊能力を付与してくれるというもの。強氣はただ選択するだけでは効果を発揮せず、試合中に条件を満たすことで初めて効果を発揮する。例えば、下の写真の「ゴースト」という強氣は、「ダッシュで姿を消す」という能力を付与してくれます。これを発動するためには、「6秒間、相手に触れられない」ように戦うのです。

△ガードキャンセルやガードブレイクといった、システム行動を付与してくれる強氣も存在します。

強氣には、かなり強力な能力が多いため、発動した時は試合展開が急激に変化します。本作の対戦に慣れてくると、自分は強氣の発動条件を満たすように動き、相手はそれを阻止するように動く駆け引きが発生し、試合中の状況により重視するべきことがガラリと変化するようになります。例えば、上のガードキャンセルの「強氣」を装備している相手には、安易な飛び道具削りやラッシュを仕掛けてしまうと、「ガードキャンセル」の権利を与えてしまいます。それを避けるためには、投げや中段、下段を使い分けて、積極的に相手のガードを揺さぶる必要が出てきます。
プレイヤーは試合前に、強氣を組み合わせた「デッキ」を選択するのですが、このデッキの選択が「キャラクター能力の向上」だけでなく、「キャラクター対策」を担ってくれる部分にもなりそうな予感!(現時点でも、これは強すぎるのではと感じるような強氣ばかりなので、「正解」となる組み合わせが出にくくなるのではと予想しています。)

△ベータテストでは、5種類のデッキから1つを選ぶ形で遊ぶことができました。

ここが超新しい02.ただ簡単なだけではない!
「プログレッシブ」モード操作に注目

本作には、2D格闘ゲームではおなじみの「波動拳的なコマンド入力」を軸にした操作が楽しめる「クラシックモード」と、シンプルな操作で必殺技を繰り出せる「プログレッシブモード」、2つの操作タイプが用意されています。格闘ゲーマーであれば、クラシックモードを使えば、すぐにキャラクターを動かすことができるはず。

「プログレッシブモード」は、プログレッシブ(progressive:和訳「進化的な」)の言葉の通り、かなり斬新なコマンド入力形式となっていて、必殺技は「ニュートラル後に方向キー+ボタン」で繰り出す方式になっています。他の格闘ゲームでは、シンプルモードとして、必殺技を「方向キー+ボタン」で繰り出せる作品も見かけますが、ここにニュートラルを挟むことで、他の操作を犠牲にせず、ただ簡単に必殺技を繰り出せるという恩恵をもたらしています。プログレッシブモードは、「操作に慣れてくれば、こちらの方が強いのでは」と思わせてくれるほど便利かつ、革新的な操作なので、筆者はβテストをこちらでプレイしています。(レバーニ回転コマンドは、ニュートラル・上・下+ボタンという入力なので、立ち状態から簡単に繰り出してやるぜ!という悪巧みは阻止されました)

格闘ゲームの敷居の一つであるコマンド入力に向き合い、初心者用に簡単な操作モードを別途搭載した作品は数多くありましたが、それらのほとんどはコマンド入力ができるようになるまでの補助的なものでした。使える技の数がどうしても少なくなってしまうこともありましたし、細やかな操作との相性が悪い作品もありました。しかし、この「プログレッシブモード」は、理論上は操作の邪魔をせず全ての行動を繰り出せるようになっています。βテストで一時間ほど、こちらで遊んでみましたが、「暴発」も思っていたほどではなかったので、より意識してプレイすれば、クラシックモードにはない強みを発揮できそうな予感がします。

なんだか楽しそうだぞ

βテストの範囲では、「懐かしくも”超”新しい」プレイフィールに圧倒されております。懐かしい部分としては、見慣れたキャラクターと彼らの使う必殺技、通常技空キャンセルで繰り出す移動必殺技や、発生のめちゃくちゃ早い投げなど、やはり『ストリートファイターEX』的な部分に目がいきます。思わず『ストリートファイターEX』のムックを引っ張り出してきましたが、古き良きゲーメスト臭溢れる記事ばかりで、思わず読みふけってしまいました。性能の低い技に対して、あまり遠慮なく「この技は使えない」と書かれているのとか、凄い!(本作の開発陣のインタビューなども掲載されていて、とても読み応えがあります。)

キャラクターや技が懐かしいとはいえ、バトルのプレイフィ−ルはやはり新作です。本作は、ダッシュの慣性を残しつつ攻撃を繰り出せるので、ダッシュから繰り出す弱→中→強の順に繋がる通常技コンビネーションが非常に爽快でした。この手のダッシュから通常技を繰り出せるタイプのゲームにしては珍しく、「中」攻撃のヒットorガード時の状況がいいため、横押しをかける攻めが楽しそうな雰囲気です。トレーニングモードを遊んだ限りでは、「このゲームはガードを崩せないのではと思っていましたが、遊んでみるとガード一辺倒ではゲージをもりもり溜められてしまいますし、投げやシステム行動の中段攻撃や「強氣」のガードブレイクなども、展開の早いゲームスピードの中で凌ぐのはかなり大変でした(笑)

△こちらが、強氣によって解禁される「ガードブレイク」。発生はやや遅いものの、ヒット時はコンボで追撃できる。

バトルの調整面はまだまだこれからなので、こうしたプレイフィールが製品版でどう着地するかも楽しみですね。(個人的には、「もうちょいぶっ壊れた性能の技があってもいいかな」と思ったりもしております。)開発サイドがβテスト版ではあえて残したという「ループコンボ」的なものは、ひたすら練習すれば実戦投入できそうなのでちょっとやばそうな気配でした(笑)一応、このレシピであろうと思うものを貼っておきます。

なんだか面白そうだなということで、発売がとても楽しみなゲームです。ロード時間なども短く、いろいろな部分の手触りも心地よいです。ここ最近、楽しく遊べる格闘ゲームの新作が出始めたのはとても嬉しいことですね。一ファンとして、少しでも多くのプレイヤーが、格闘ゲームというジャンルに触れてくれることを祈っております。あ、そうそう!電ファミニコゲーマーさんには、本作の開発者であるアリカの西谷さんと、バンダイナムコエンターテインメントの原田さん(『鉄拳』)の対談が載っています。本作に紐付いた分厚い記事となっているので、是非お読みください。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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