今夜勝ちたいシリーズ第4弾は、回転ラシードがお届けします。
一目見た時から「やだ…めっちゃ回転しとるやん…」とか思い、メインキャラ確定していたので、実際に動かして楽しいキャラでとても嬉しい限りです。
ストリートファイター4シリーズではフォルテがメインだったので、ランがあるのも好感触。
歴戦の猛者たちと地上戦なんかやってられないので、自由度の高いランは最高ですね。
マイナーゲーばかりやってる印象があるかもしれませんがフォルテの初代グランドマスターだったり、大パンループやプロヘラハメを開発したりと、ストシリーズも結構やってたんですよ!
そんな回転ラシードの「今夜勝ちたいムーブ」は先日の配信にもかなり出ておりますので、動きとか、コンボも見たいという人はそちらもご参照ください。
△どうでもいいことですが、ラシードがゴジラインメンバーの「がちょ」氏にそっくりなんだよなぁ…
基本戦術
■ハイパー強い当て投げを狙う。
ラシードがどんなキャラかというと、一言で言えば
近距離でのフレーム攻めがとても強いキャラです。
立ち弱Pが発生4Fでプラス3F
立ち弱Kが発生3Fでプラス2F
いずれも当て投げが届きます。
フレームとかよくわからない人向けに言うと、
立ち弱Pをガードさせて投げると、暴れも吸うしガードも吸うし、跳ばれても対空が間に合うので無敵以外には負けない。
と思ってください。
まずはここに辿り着くのを目的とするのがよいと思います。
■当て投げの対の選択肢
当て投げばかりだと小技ガード後に投げ抜けばかりされるようになると思うので、投げ抜け潰しを混ぜましょう。
投げ抜け潰し連携⇒小技から立ち強K
ラシードは、立ち強Kが空中判定になっているので、相手の投げ入力をかわしながら攻撃ができます。
安易に投げ抜けする原人は立ち強Kがクラッシュカウンターするので、投げ抜けをしたことを後悔させてやりましょう。
他にも、小技からの立ち中P(発生5、ガードで+3)が暴れ潰しになっているので、何も考えてない暴れマンを狩りたい時は、オシャレ感覚で狙っていきましょう。
今夜勝ちたい人には不要ですが、立ち中Pのカウンター確認が出来るとダメージ効率が半端ないので、練習してみてもいいかもしれません。
先日の配信でも1:21:30からの試合、1R目で決めてますね。
接近戦に持ち込むためには?
接近戦が強いので、当然近寄り方は知りたいところ。
今夜勝ちたい度別で言えば
ダッシュ・イーグルスパイク:★★★★★
ランからのジャンプ:★★★★
ダッシュ・スピニングミキサー:★★★
立ち強K:★★
てな感じですね。順に解説を。
■ダッシュ・イーグルスパイク
よく、反撃確定じゃん。とか聞きますが、「あなた、本当に反撃方法知ってますか?」
ダッシュ・イーグルスパイクは通常のイーグルスパイクと比べても跳ね返りが大きいので、持続をガードさせるように出すとかなり距離が離れます。
使用キャラによっては反撃が結構シビアだったりするので、かなり今夜勝ちたい度は高いです。
そのくせダメージは高く、ダウンまで奪えるので、とりあえず雑に寄りたい!当たってくれ!って時は出していきましょう。
反撃方法が広まったら使えなくなりそうですが、おそらくLP2500くらいまでは通用するんじゃないでしょうか。(独断と偏見)
■ランからのジャンプ
唯一ラシードに許されたランからの飛び。ステップと違い、ランは密着まで一呼吸で入り込まれてしまうので、相手も通常技などで止めに来るはずです。
※逆に止めてこないようであれば、ランで密着まで走ればOK
相手が技を振りそうだな、というところでジャンプすると、結構対空は間に合わないので、寄れます。
適当に前ジャンプ、と現象は同じですが、ラシードはランのプレッシャーがあるので、より効果的というお話ですね。
■ダッシュ・スピニングミキサー
ダッシュ・イーグルスパイクと同じような目的で使います。
当たれ~!と祈りながら出す、アレです。
ただ、こちらは連打派生なしだとガードされても-2フレームなので、反撃がない分ダッシュ・イーグルスパイクより若干理性が残ってる感じです。
■立ち強K
THE・無難。多分ずっと使うと思います。
ヒットで+2、ガードで-2、クラッシュカウンター対応技で、カウンター時は浮き、動作途中は空中判定。という超優秀技で、相手の牽制にぶつけるように使います。
カウンターさえとれれば相打ちOKなので、中距離で適当に振ると強いです。
ジャンプされたら危険ではありますが、ジャンプするようなやつは後述の対空で倒せばいいので考慮しません。
対空処理
基本はしゃがみ中Pで正面の飛び込みはほぼ落とせます。判定が強かったり、反応が遅れたり、相手が空中で軌道を変えてくるような時は無敵技のEXスピニングミキサーが信頼できます。
いずれもめくり気味の対空には向かないので、近距離でジャンプされた場合、アサルト・ロールで下を潜る、ジャンプ弱Kで空対空を狙う、なども混ぜていくとよいでしょう。
今夜勝ちたい、固め継続
発生が遅く、割り込まれやすい強ワールウインド・ショットですが、技の後半をVスキルでキャンセル可能で、
強ワールウインド・ショット⇒アサルトロールとすると密着で+2F有利という最強の状態を作れます。
強ワールウインド・ショットをガードしてくる人は正直お客様なので、どんどん使って固めていきましょう。
強ワールウインド・ショットが届く間合いでおもむろにガードさせることができれば、中距離からでもいきなり密着有利が取れるということなので、
対空しゃがみ中Pから出すなど、連携を組み立てていきましょう。
今夜勝ちたい、画面端連携
画面端を背負った状態で、三角跳び(下)ジャンプ中Kでのめくりめちゃ強いです。
△結構なスピードで逆ガードになるので、知らないと対処不能と思ってくれて構いません。
慣れられると画面端へ入り込むリスクが正直気になるので、どこまで通用するかは疑問ですが、今夜は勝てるはずです。
オススメVゲージ運用
■トリガーを適当に出す。
①遠距離で適当にトリガーを出します。
②適当にイーグルスパイクを連打します。
③超削れます!
やったぜ。
イーグルスパイクガード後に、Vトリガーの竜巻より後ろに跳ね返るので、反撃出来ません。(本当にないかはわかりませんが、今のところされてません)
おとなしくガードしているとかなりの削り量なので、体力リードが欲しい時は狙っていきましょう。
たまにイーグルスパイクに反応して無敵技を撃ってくる不届きものがいますが、バックステップのモーションがイーグルスパイクと酷似しているので、バクステで釣れます。
■Vリバーサルを使う。
ラシードのVリバーサルは相手をすり抜けられる前転なので、めちゃくちゃ強いです。
画面端に追い込まれたら、「とりあえず使って画面端を脱出する」くらいの頻度でどんどん出しましょう。
こまめに運用していけば、下手すると1試合で4~5回Vリバーサルが使えるので、防御がマジで固くなります。
■コンボに使ってみる。
単純にダメージを伸ばすのに使えますが、特にオススメなのが立ち強Kクラッシュカウンター後の追撃です。
△立ち強K(クラッシュカウンター)⇒6中P(1段目)(C)Vトリガー⇒EXVスピニングミキサー⇒空中EXイーグルスパイク
というコンボが可能で、画面端を背負った状態からスタートしても逆の画面端まで到達可能なほど相手を運ぶので、端連携に移行できる神パーツとなっています。
通称:回転式です。
軽く解説すると、Vトリガーの竜巻と重なった状態で出すEX版のスピニングミキサーはなんか技の降下中でも動けるんですね。降下中に空中EXイーグルスパイクを出してます。
空中EXイーグルスパイクまで出すと画面端を背負った状態で起き攻め、出さずにジャンプ攻撃などを空振り着地すれば画面端で起き攻めが可能なので、状況によって使い分けましょう。
覚えておきたいコンボ
あまり数が多くてもどれをやればいいかわからないと思うので、最低限のやつを始動別に簡単にまとめておきます。
■小技始動
しゃがみ弱K→立ち弱P(C)弱スピニングミキサー(連打)
小技からダウンが奪えるため、超重要です。
相手が立ち状態なことを確認できたら、弱スピニングミキサーを中スピニングミキサーに変えることで、起き攻めもしやすくなります。
↓今夜勝ちたいだけの人は覚えなくても大丈夫なやつです。読み飛ばしてください。
上記コンボ:中スピニングミキサーから、着地最速しゃがみ強P空振り~
受身なし:立ち強P⇒立ち強P⇒立ち弱P が重なります。
その場受身:立ち弱Pが重なります。
後ろ受身:立ち強Pが重なります。 ※ヒット時は確認して弱スピニングミキサーやイーグルスパイクへ繋ぐことができます。
■立ち中P始動
立ち中P→しゃがみ中K(C)弱スピニングミキサー(連打) or 弱イーグルスパイク
密着から弱攻撃カウンター→立ち中Pなどからも決められます。
例によって相手が立ち状態の時は中スピニングミキサーに繋いだほうが起き攻めしやすいです。画面端なら中ミキサー(連打なし)からEXミキサーなども。
↓読み飛ばして構いません。
上記コンボ:中スピニングミキサーから、着地最速前ジャンプ中K~
受身なし:着地アサルトネイル空振りから立ち弱Pが重なります。
その場受身:めくりジャンプ中Kが重なります。 ※おそらく10F詐欺、8F準詐欺
後ろ受身:表ジャンプ中Kが重なります。 ※おそらく5F詐欺、3F準詐欺
■立ち強P始動
強P(C)強イーグルスパイク or アサルトロール→アサルトネイル
先端でも安定して繋がってくれます。強Pはキャンセル猶予が長く、単発ヒット確認が簡単なので、確認をする時は弱イーグルスパイクなどにしましょう。
また、画面端付近であればカウンター確認からEXワールウインド・ショットを出すこともできるので、後述のコンボで相手は昇天します。
【画面端で】強P(クラッシュカウンター)(C)EXワールウインド・ショット→アサルトロール→立ち強P(C)アサルトロール→アサルトネイル→強スピニングミキサー
端クラッシュカウンターはこれだけ覚えましょう。
【画面中央で】強P(クラッシュカウンター)(C)EXワールウインド・ショット→フロントフリップ→空中イーグルスパイク
あまり痛くありませんが、中央ではEXワールウインド・ショットのあとアサルトロールをすると相手を竜巻の外に押し出してしまうのでこちらがベストです。
■立ち強K始動
立ち強K(クラッシュカウンター)→6中P(C)強イーグルスパイク
ノーゲージで位置問わず入るのでとりあえず覚えましょう。6中Pは一段目をキャンセルします。
【画面端で】立ち強K(クラッシュカウンター)→6中P(C)EXイーグルスパイク→強スピニングミキサー
わりと減ります。
【画面中央で】立ち強K(クラッシュカウンター)→高めに6中P(C)EXワールウインド・ショット→ダッシュ・イーグルスパイク
結構減ります。
もちろん、記事内の回転式も使っていくとよいでしょう。
■しゃがみ強P始動
しゃがみ強P→立ち中P(C)中イーグルスパイク
実は、突き詰めていくと使う場所が減っていくパーツなのですが、一応こんなのもあります。
しゃがみ強P(カウンター、1段目)(C)EXワールウインド・ショット→立ち強P(C)強イーグルスパイク
おそらく画面中央カウンター始動1ゲージ使用の中では一番減ると思います。
しゃがみ強P(2段目クラッシュカウンター)→ダッシュ立ち中P(C)中イーグルスパイク
なんか2段目のみクラッシュカウンターがついています。牽制で振ってカウンターしたら決めましょう。
※基本的に、無敵技のEXスピニングミキサーを使うゲージは確保しておきたいので、相手を倒しきれる場面以外では、コンボに使うゲージは1本以内におさめるのをオススメします。
総括
ラシードは近距離でのぐちゃらせ能力が高い癖に、自分はVリバーサルで逃げていくというやんちゃなキャラなので、かなり評価高いですね。
ノーゲージ無敵技のせいで連携が機能しにくいリュウ、ケンあたりは相性が悪いのかな、と感じていますが、アサルトロールでの弾抜けもあるので頑張れるかもしれません。
とにかく、知らないと終わり、みたいな連携が多いラシードは今夜勝ちたい度、かなり高いのでオススメですよ。
回転王
格闘ゲームで、「回転式」という怪しげな攻略法を生み出し続ける男。
巷では、クソゲー5神という不名誉な称号とともに語られることが多い。
『Destiny』をやろうぜと煽ってきた浅葉が1週間でフェードアウトしたことにいまだ怒りを抱えているらしい。
大規模ゲーム大会・”闘劇”では皆勤賞というマルチ格闘ゲーマーっぷりを発揮。
大舞台では、あと一歩のところで、優勝に届かない残念な漢だったが、EVO2014のサイドトーナメント『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』にて日本という枠を飛び越え、世界チャンプになった。
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