「アゲアゲ面倒」の認識は変えていいかも
はい、ケンちゃんです。アゲアゲ、楽しんでます。
自由に感想を書きたいので今回はブログです。文字ばっかりで読んで面白いかも分からないですし、ちょっと長いかもしれません。
昨年スタートした『白猫プロジェクト』Ver.3.0のメイン施策であろう「アゲアゲ4人協力」ですが、今回は「アゲアゲ4人協力」に対する個人的な想いと向き合い方を書き残したいと思います。
今回の目的としては……
- アゲアゲ4人協力ってどんなものだっけ
- そもそもアゲアゲってやる必要があるの?
- アゲアゲ、そしてVer.3.0の未来
あたりでしょうか。僕は開発、運営に所属する人間ではなく、あくまでも個人的な感想なのでひとつの考えとして捉えていただけると幸いです。
ちなみに100%満足しているわけではないですが、基本的に僕はアゲアゲを楽しんでる派です。元々、キャラのステータス数値が増えて強くなるだけで楽しめるシミュレーションゲーム大好き人間というのもありますが。
アゲアゲ4人協力とは……?
昨年スタートしたVer.3.0の施策のひとつ。キャラクターのレベル上限が100から150にアップしたことにより、使用キャラクターを育てるためにプレイする協力バトル。
1回のクエストクリアーにつき最低2レベルアップ。だいたい1キャラを100から150まで上げるのには、30~40分といったところ。
ちなみに100から150に上げると、HPは約10倍、火力も1.3~1.5倍ぐらい(適当)に伸びます。火力はともかく、HP上昇部分(耐久力)が大きいでしょうか。
レベル上限が150になった理由を考える
6周年を迎えた『白猫プロジェクト』ですが、かんたんに言うとアクションゲームとしての面白さを再構築するためにレベル上限が150になったと考えています。
Lv100のHPが1万程度だと敵の攻撃を受けると一撃即死。よって、HPの数値はほぼ意味をなさず、耐久力は即死回避やバリア、デンジャラスアタック無効といったスキル効果に偏る部分が大きいです。
「敵の攻撃を耐えて反撃」というプレイはアクションゲームでも面白い個性なので、改めて「HPの数値で耐久力を評価する」といった部分を再構築するのがが狙いと考えます。
なぜアゲアゲ4人協力を面倒に感じるか?
生放送など出演していても、アゲアゲをディスるコメントが散見されます。アゲアゲ4人協力がなぜ面倒なのか、面倒に感じるのかを考えてみました。
「アゲアゲ4人協力でレベルアップをする」ということ自体の賛否はさまざまでしょうが、ここでそれを論じても何が正しいかなんて分かりませんから特に触れません。他にいい方法があったのかもしれませんが、運営の方々が熟慮した結論でこの形に落とし込まれたということはそういうことなんでしょう。
僕はPVPゲームを長年遊んできた経験上、「ゲームは与えられた環境でプレイする」のがモットー(そりゃ多少の不満や改善要望はありますよ?)なので、そんな人間のひとつの考えだと思って読んでいただけると。
今までなかった作業が積み上げられた
まず、運営型のスマートフォンゲーム(ソーシャルゲーム)をプレイし続けるって、もはやゲーム・趣味の範囲を飛び越えてるのでは、と僕は考えていたりします。
じゃあ何かと一言で申しますと、「生活リズム、サイクルのひとつ」だと僕は考えています。
朝7時に起きて、朝ごはんを食べて、仕事に行く。そして、お昼ごはんを食べながら『白猫』をプレイして……的な、生活に組み込まれているものでしょうか。例えば1日1時間その生活リズムに組み込まれていたものが、1時間30分になったと考えると……。「あれ?ここまで手が回らないのになんでやること増やすんだよ。」ってなるのかなと。
アゲアゲ4人協力はやる必要があるの?
キャラを最強まで育成するのに1秒だったものが1時間かかる(Ver.3.0スタート当初)と言われたら、そりゃ面倒だなって思います。僕もそうです。2021年1月21日の更新でLv150までにかかる時間が約半分になったのはよかった……かどうかは、今はまだ分かりません。これはのちのちの更新や環境の変化で判明していくことでしょう。
ひとまずは実装当時の「めんどくさい」という感想は一度払拭しても良さそうです。
では、そもそもアゲアゲ4人協力でレベルアップをする必要があるのでしょうか。ここも再度確認していきたいと思います。Lv.150にする目的はキャラを強くすることが目的なのはもちろんですが、究極のところ……
- グランドプロジェクトをクリアーする
- モストデンジャラスバトルを楽に周回する
この2点なのではと考えます。ちなみに両方Ver.3.0以降に追加されたコンテンツです。
Ver.3.0以前の『白猫』の主なゲームサイクル(現在もか)である月2回開催されるイベントのクリアーにはLv.150は特に必要がありません。イベントクリアー時や何かしらで配布されている虹のルーンのかけらで使いたいキャラのレベルを110、もしくは130程度にアップすれば十分でしょう。
Lv.150にする必要なくない?
究極論ですが、グランドプロジェクトに興味がなければ無理にLv.150にする必要がないのではないでしょうか。
『白猫』の最高なキャラとストーリーだけを楽しみたいプレイヤーは、配布された虹のルーンのかけらでレベルアップするスタンスでプレイすると、一気に気持ちが楽になる気がします。そして、ほんとに好きなキャラを一気に強くしたいときだけ「アゲアゲ4人協力」に向かう的な。
なので、Ver.3.0以前のペースで遊びたい人はそのままのペースで遊んで大丈夫だと思うんです。「アゲアゲ4人協力で育てるのは面倒!」、「でもグランドプロジェクトはクリアーしたい!」はちょっと難しそうですが……(※)
(※……このように感じる理由はなんとなくは分かりますが別の問題なので、考えを知りたい人は個人的に聞いてください)。
Ver.3.0の未来は?
で、やりこみプレイヤー用の「グランドプロジェクト」ですが、シーズン1、2ともにクリアーしましたがやりごたえがあって面白いクエストだったなと感じました。ある程度課金してキャラをゲットしている身としては、さまざまなキャラを使えるのは楽しいですね。普通に効率を考えてプレイしていると、各属性の最強~2、3番手までしか使わなかったりするので。
と同時にタイプ別クリアーも用意されてはいますがが、僕的には1回クリアーすれば十分なのかなという感覚もあります。ほんとに一握りのトッププレイヤーが目指すものですね。クリアーしたプレイヤーは本当に誇っていいと思います。ちなみに僕はヒーロータイプさえクリアーすればグラプロコンプリートだと思ってるので、時間があるときにチャレンジしてます。。
この「グランドプロジェクト」。クエスト内容自体もかなり練られてる感じがするので、ゲーム中数回でプレイが終わられてしまうのはもったいないんじゃないかな、とも思ってます。ゲーム作りのプロではないので具体的に「こうすればいい」のような何かは明言しませんが、もっとくり返し、長く遊べるものだとよかったのかなと正直感じる部分はあります。僕の脳内にあるエンドコンテンツという認識には当たらなかったな、と。
キャラの時期による火力アップ
回りくどい表題となりましたが火力のインフレに関してです(笑)。
ver3.0の最初の思想に「過去のキャラたちも活躍できる」というものがあります。すべてのキャラが五分に活躍できる、なんてのは正直幻想であり、不可能だと思ってます。アクションゲームである以上、キャラそれぞれの動きが個性ですし、効率を考えると広範囲かつ短時間のスキルを持つキャラが強い、ということになるでしょう。
過去のキャラたちも活躍できるという思想がある以上、時期経過による火力アップとの相性は良くない印象はあります。ふたたび過去登場したキャラたちとの差は広がりますし、スキル火力アップによって通常攻撃の火力が希薄化するからです。
そのあたりを吸収するシステムがスキル覚醒になるのでしょうか。スキルモーションの調整は難しくても火力さえ現役クラスであれば、クエストには参加できますからね。運営さんのバランス感覚も今後さらに問われそうですが、スキル覚醒の実装がすごく楽しみです。
さまざまなキャラが活躍するクエストが必要
ちょっと話はずれますが、面白いかどうかは個人のそれぞれとして、ゲームサイクルで最近感心してるのが『プリンセスコネクト』です。このゲームも運営型スマートフォンゲームの宿命である火力のインフレが発生してるのですが、うまくクエストパターンを分けてそれぞれの活躍場所を(ある程度)維持してるんですよね。さまざまな問題はあれど、上手く立ち回ってる感はあります。(ゲームサイクルとUI面はとくに好感、ガチャは……ノーコメ)。
『白猫』で考えるに、現状キャラ評価に関する重要なファクターは火力(せん滅力)、耐久力に加えてちょっとサポートでしょうか。クエストに対するキャラごとの役割をそれぞれより色濃くすることで、キャラの存在価値というものが浮かび上がってくる気がします。
Lv.150、スキル覚醒でキャラバランスの整備がある程度整うであろうVer.3.0で、今後キャラの価値を保つためにこのあたりの変革が個人的に気になっているところです。火力、耐久力以外の価値を創造することで、キャラの耐用時間が延長される。これはさまざまなタイプのクエストの実装で達成されるのかなと想像しています。ただ、この耐用時間はキャラの強い、弱いだけでは問題ではなく、使い所が大事ってことです。
そんな感じで『白猫』楽しんでいきましょ
言葉足らずなところはあるでしょうが、いま僕が考えていることはこんな感じですかね。(細かい部分は書き足りない)
ゲームに割ける時間なんて人それぞれなんです。仕事もあれば勉強もある、『白猫』以外の趣味に当てたい時間もある。熱量も時間も人それぞれ、好きなキャラもそれぞれです。ほんと。
「自分は○○って思うからお前もこう遊べ!」とはおこがましく僕には言えません。それぞれのスタンスで、それぞれのペースで楽しむのが一番です。だって『白猫プロジェクト』は人生を楽しむためのツールのひとつですから。いまだに他のタイトルでは味わえない独自のアクション性とストーリーを楽しめることは間違いないので。
あと、僕が知りうる限りは運営さんは全力で『白猫』に向き合っています。もちろん、ある施策には満足行かない部分はあったりもするでしょう。それも含めて、何か気づいたことはご意見ボックスに投稿するなど、ポジティブで気持ちいい形で『白猫プロジェクト』を応援できるといいですね。運営さん、ユーザーさん、発信者、それぞれ個々では成り立たず、全員が楽しんでこその運営型ゲームなので。
常にテストで100点取るのは難しいですが、勉強や情報を得ることでで平均点は上げることはできます。また、みんな人間なんで褒められれば喜びますし、ナイフで刺されると傷つきますから。
そんな感じで、それぞれのペースと接し方で『白猫』をお全力で一緒に楽しんでいきましょう。僕は今でも使える時間を使って「白猫、めっちゃ楽しんでます。」。
では、また。
goziline
様々なジャンルのゲームを大人気なく遊びます。
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