2018年1月より、『ミリオンアーサー アルカナブラッド』 血聖大戦2018がいよいよスタート!全国各地の予選では、プレイヤーたちがさまざまなテクニックや戦術を惜しむことなく投入した熱い戦いを見ることができます。
本記事では、予選大会の傾向と、そこで使われているさまざまなテクニックをざっくりと紹介&分析します。
2月上旬時点では、キャラクターの強さが話題となっているゼクスの数が目立つエリアもあるが、さまざまなキャラクターが店舗予選を突破している。来週以降、エリア決勝大会が連続して開催されるが、「理論値最強」との声もある盗賊アーサーや、プレイヤーによって闘い方が大きく異なる帰化型ニムエなども台風の目となりそうだ。
強キャラクターとされるゼクスは、対戦する機会が多いためか、対策が進んでいるプレイヤーも多いのだそう。長い無敵時間を持つバルムンクや、奇襲として使われるサベージアサルトサクションを回避した際には、しっかりと反撃を叩き込んでいるシーンも見られた。
【アルブラ】強キャラクラッシュ~ゼクス編~【ミリオンアーサーアルカナブラッド】
サポート騎士はプレイヤーによって選択が分かれるポイントとなっていた。キャラクターによっては鉄板ともいっていいほど相性の良いサポート騎士が存在するものの、3人中一人を苦手キャラクターへの対策サポートとしたり、さまざまな組み合わせのデッキを用意しているプレイヤーも多い。同じキャラクターでも、サポート騎士によって戦術の幅が変化するため、プレイヤーごとの「選択」も今後の大会の見どころとなりそうだ。
2月までの予選を振り返ると、輝夜やペリドッドといった、繰り出すだけでターンをとりやすいサポートの採用が目立ったが、これらのサポートへの対策も同じように練られていたのが印象的だった。
予選大会に出場している強豪プレイヤーたちは、攻撃回避への対策を積極的に狙っているのが印象的だった。攻撃回避は対打撃無敵があるうえ、移動距離が長いため、とっさに反撃することが難しい行動となっているが、投げででかかりを狙ったり、リーチの長い行動で終わり際にきっちり攻撃をヒットさせているシーンが多くみられた。また、相手が攻撃回避を行った際に発動する「仕込み」を使って対応するというテクニックも注目を浴びているようだ。(この「仕込み」については、地上技にリーチの長い技を仕込んでおくタイプのものや、ジャンプ攻撃に攻撃範囲の広いサポートや技を仕込むものなど、多岐にわたるものが利用されていた。)
オンライン対戦が楽しめる本作では、プレイする地域にかかわらず、いろいろなプレイヤーと対戦ができる。強豪プレイヤーの多くは、オンライン対戦でさまざまな戦術を試しあって腕を磨いているため、戦術の共有がスムーズに進み、「ネタ殺し」が通じにくい状況になりつつあるようだ。ある予選参加者は、「多くのプレイヤーが集まる都内のゲームセンターと通信対戦でつながることも多く、その対戦の中でいろいろと得るものがあり、楽しい」と語ってくれた。オンライン対戦による、対戦機会の劇的な増加が、大会の試合をより熱いものにしてくれそうだ。
また、オンライン予選をがっつりとプレイしたうえで、大会の環境にあわせて、店舗内対戦などを積極的にこなすなど、本作ならではの大会への備えをしているプレイヤーも多いのだそう。
2月中旬以降は、各地でエリア決勝大会が次々と開催される。強豪プレイヤーたちの試合を観るまたとないチャンスとなっているので、興味のある方はこの機会をお見逃しなく。キャラクターの動きもにぎやかで、セオリーなどの難しいことを意識しなくても十分に観戦を楽しめる作品ですよ!
『ミリオンアーサー アルカナブラッド』 血聖大戦2018予選スケジュール
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