2019年某日、ゴジラインへあるメッセージが届いた。

「ゴボおわらせてもーた」

“オワらせる”この言葉が大好きなゴジラインはもちろん食いついた。それは最強のガード崩しテクニックだった…、すべての人類のガードをこじ開ける。

ってなわけで今回はドラゴンボールファイターズ（以下ゴボ）の起き攻め＆ガード崩し連係です。コレ、選ばれしキャラは相手キャラ次第で中下の2択を一生押し付けられます。最近噂の新テクニックとも相性抜群で掛け合わせるとゴボのバランスが変動する可能性……あり!?

連ガー連係でアシスト時間稼ぎ

一部の長い固めを持つキャラは、地上ドラゴンラッシュ～強制交代（以下スナバ）から固め連係をギリギリ連ガーが維持できるぐらいにディレイを掛け続けて固めると、アシスト回復までの時間を稼げます。アシストが回復したら、空ダと下段の中下の二択を仕掛けましょう。

GT悟空の連係例

ここではGT悟空の連係とコンボ例を紹介しておきます。

	ジャンプ 攻撃		2L		L		L
発生	―	▶	7	▶	6	▶	9	▶
硬直	21		11		11		15
技
猶予		14		5		2		5
	2M		M		H		2S
発生	10	▶	9	▶	13	▶	14	▶
硬直	15		15		15		15
技
猶予		6		2		1		0
	214L		ヤムチャ		中下択
発生	15	▶	19	▶	―
硬直	32		―		―
技
猶予		13

上の表にあるディレイ猶予が長い繋ぎでしっかり時間を稼ぎましょう。ディレイ猶予が短いところはミスるのもあれなので最速でつなぎます。重要なのは最初のジャンプ攻撃をガードさせたあとはとにかく有利が長いこと、ダッシュで消費するなどしましょう。ここは全キャラ共通です。

あと、基本的に先に発生の早いアシストを使ったほうがいいです。発生の早いアシストのほうが最初の連係でギリギリまで時間を引っ張れます。2ループ目の連係はアシストが回復してるのでディレイの必要はありません。

なお、GT悟空は固めで中央付近から端までめっちゃ運べます。動画のように中央で地上スナバしててもそのまま端まで運びきったりできるので強いです。

画面端以外でスナバを決めたときは有利フレームが1F増えてその後のジャンプ攻撃固めに影響がでます。最初のフレーム消費をダッシュ～ジャンプM（空振り）にするか、空中ダッシュ後を一瞬待ってからジャンプLを出すなどしないと、最後のジャンプMが空振りしてしまうので要注意です。

リバサ＆食らい対策

地上スナバからジャンプ攻撃を当てるときに、空中ダッシュ～ジャンプ【L＞L＞M（L＋M）】と入力しておきましょう。するとわざと食らいにもジャンプ【L＞L＞L】が出るので追撃できます。

また、一部のリバサ技は空中ダッシュの軌道と噛み合って避けられたりします。

やられ側の対策

強制交代からの出現攻めに対して、2段ジャンプガードして軸を上にズラシましょう。すると、空ダ～ジャンプ【L＞L＞M】の最後が空振りして連続ガード連係に持ち込まれません。

と言っても、タイミングがシビアなので成功率は練習してもかなり厳しいレベルです。入力するときに4～7（右側時）とニュートラルを介さなければ失敗時に喰らわないので狙い得ではあります。

時間稼ぎ固め練習方法

まず、トレーニングモードで相手を“最初だけガード”にしておきましょう。

その後、アシスト（全発動）＞ドラゴンラッシュ～強制交代から続く連係をディレイしつつすべて連続ガードにしたら成功です。中下の二択ポイントでも連続ガードになってるかちゃんと気を付けましょう。

“攻撃発生と硬直差の表示”をオンにしておくと、攻撃発生のところでおおよそどれぐらいディレイをかけれたかがわかります。その技の“最速攻撃発生＋ディレイ幅＝表示された攻撃発生”なので、自キャラを調べときはうまく活用していきましょう。

 

先行入力ダッシュ～ジャンプを使った固め＆崩し

次のテクニックは最近発見された“先行入力ダッシュ～ジャンプ”を使った固め＆崩しです。

※簡単な入力方法があったので追記しました。

まず前提知識として、ゴボのジャンプの着地硬直（合計3F）は少し特殊で、1F（動けない）＋2F（ダッシュや攻撃でキャンセル可能）という性質を持ちます。基本的に前半の1Fは絶対に発生する上に、後半の2Fはジャンプでキャンセルできません。

ですが、この着地硬直はダッシュではキャンセル可能なので、ダッシュ～ジャンプとすると通常よりも早くジャンプできるのです。さらに驚くことにこのダッシュジャンプは先行入力可能＆ダッシュモーションなしでも成立しています。

これがどのような結果を生むかというと、“着地硬直キャンセル低空ダッシュ～ジャンプL”は着地硬直の1F＋空ダジャンプLの19Fと合計発生20Fで発生するということです。さらに最低空でジャンプ攻撃を当てたときの有利フレームは+20F～21F。そう、連続ガードF式中段ができます（※）。

※…F式：立ちガードのガードモーションが連続ガードで維持された状態にしゃがみ状態では通常当たらないジャンプ攻撃を当てる崩しテクニックの通称

 

青年＆バーダックのレシピ例

 

先行入力ダッシュジャンプ練習方法

トレーニングモードでガードを“最初だけガード”に設定しましょう。

青年悟飯ならドラゴンラッシュ～強制交代からジャンプM（空振り）～空ダジャンプ【L＞L＞M（L＋M）】＞着地～ダッシュ～ジャンプ＞空中ダッシュ～ジャンプLを連続ガードにさせたら成功です。ヒットしてしまった場合は、非連続ガードということになるので失敗です。

組み合わせると何が起きる!?

アシスト回復のさらなる時間稼ぎが可能

先行入力ダッシュ～ジャンプからの空ダを挟むことで、アシスト回復の時間稼ぎにもなります。通常の固めではアシスト回復までの時間稼ぎが間に合わないキャラでも稼げたりします。

いっぱい中下択できる

スナバからガード崩しを仕掛けると、自キャラの性能と相手の体格に大きく依存しますが、選ばれしごく一部のキャラは中下の二択を2～4回仕掛けられたりします。

相手がガードしきる生存確率は……、

中下択2回：1/2×1/2　＝　1/4

中下択3回：1/2×1/2×1/2　＝ 1/8

中下択4回：1/2×1/2×1/2×1/2　＝　1/16

1/4、1/8でもきついのに、相手キャラによっては1/16の確率でしか生き残れない可哀そうなキャラがいます。はい、デカキャラです。もちろん一度でも喰らったら中下択おかわりなのでガードをやり直しましょう。

キャラランクへの影響は!?

基本的な評価基準は、先行入力着地ダッシュジャンプの中下が可能で対応キャラが多いか、連係のアシスト回復の時間稼ぎが優秀か、アシスト2枚もった状態の攻めが強いかなど。

評価が上がりそうなキャラ

	キャラ名	予想上がり幅
	GT悟空	↑↑
【低ダ中下対応キャラ】 　一部（19キャラ） 【時間稼ぎ】 　中下とも可能 【その後の攻め】 　拘束力短めのアシストでも完全同時な中下が２回できる。超デカキャラに4回、ちょいデカに3回、他2回の崩し。 【その他】 　始動が豊富。ステージ中央気味で地上スナバを決めても端まで引きずりこんで処せる。L連で位置入れ替えが容易なのもあって導入チャンスは非常に多い。
【総評】 現在最強キャラと名高いカレがまたしてもパワーアップ。もともと凶悪な元気玉起き攻めを持っていたので、他のキャラにやや追いつかれた感はあるものの、スナバ起き攻めはチャンスが豊富なのがよいところ。デカキャラにはやりたい放題なのに、自分はチビだから酷い二択を受けにくいのもイイネ！

	キャラ名	予想上がり幅
	青年悟飯	↑↑↑
【低ダ中下対応キャラ】 　全キャラ対応 【時間稼ぎ】 　力の解放Lv1以上なら中下どちらの選択肢をとってもアシスト回復が間に合う。ただし、Lv0だと中段からしか間に合わない。 【その後の攻め】 　ヤムチャくらいの拘束力のアシストがいるならその後の攻めが強力。アシストの組み合わせ次第で中下が２回。ちょいデカ以上に崩し4回、他3回。 【その他】 　アシスト後の中下の崩しがファジーガードされるので、ファジーガード崩しとの3択になってしまう
【総評】 全キャラに最初の低空ダッシュ中下と合わせてガード崩しを3回仕掛けられるのは強力無比。今回もっとも評価が上がりそうで、たぶん最強クラスかも!?

	キャラ名	予想上がり幅
	バーダック	↑↑
【低ダ中下対応キャラ】 　始動を使い分けると全キャラ 【時間稼ぎ】 　中下とも可能（※始動によって異なる） 【その後の攻め】 　アシスト2枚使って中下2回パターンと中下1回パターン（チビ用）。しゃがみがでかいキャラは酷い目にあう。 【その他】 　相手の体格によって使い分けが必要だが、全キャラ対応できるのは優秀。ひとりでノーゲージ端維持空中スナバに持ち込めるのは強み。
【総評】 元々最強クラスに強いバーダックさんもまさかの強化。全キャラ対応だが、出現攻めのレシピを使い分けが必要。

	キャラ名	予想上がり幅
	少年悟飯	↑
【低ダ中下対応キャラ】 　全キャラ 【時間稼ぎ】 　できない 【その後の攻め】 　アシストを残していれば1アシスト中下が可。 【その他】 　ひとりでノーゲージ端維持空中スナバに持ち込めるのでアシスト残しから中下択を決めやすい。
【総評】 爆発力だけなら三重丸な少年悟飯がさらに爆発力アップして四重丸に！青年悟飯と同じく低ダ中下が全キャラ対応なのは強い。

 

	キャラ名	予想上がり幅
	ベジータ	↑
【低ダ中下対応キャラ】 　チビキャラ以外(トランクス・18号可／28キャラ) 【時間稼ぎ】 　中段のみ 【その後の攻め】 　低空ダッシュ中段の対応キャラが多く、拘束力長めのアシストがいればLスーパーダッシュキックから中下択が可能
【総評】 現状でボチボチ強い金ベジもパワーアップ。

	キャラ名	予想上がり幅
	ベジータ（黒）	↑↑
【低ダ中下対応キャラ】 　チビキャラ以外(トランクス・18号可／28キャラ) 【時間稼ぎ】 　中段のみ 【その後の攻め】 　チビキャラ以外には中下3回
【総評】 Lスーパーダッシュキックからの崩しは金ベジと同じだが、金ベジよりもコンボダメージが高いのが魅力。L連からの崩しも狙えるので崩し回数も多い。頑張れば金ベジと同じぐらいの評価になるかも!?

	キャラ名	予想上がり幅
	ヤムチャ	↑
【低ダ中下対応キャラ】 　全キャラ 【時間稼ぎ】 　中段のみ可能 【その後の攻め】 　アシスト2枚使って中下は1回だが、その後さらに本体で表裏択が可能
【総評】 アシストの強さだけで評価されていた我らがヤムチャさん。ひとりになっても中下→表裏できるのは頼もしい！「ここらでお遊びはいいかげんにしろ」ってとこをみせてくれました。

評価が落ちそうなキャラ

【罪状】 デカイこと

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以上、おわらせてもーたなテクニック紹介でした。みなさま、どうおわったのかおわかりいただけたでしょうか。そうデカキャラがおわりました。

キャラによっては何度も襲い来る中下の択をガードしきるのは困難で、おそらくこの崩しは人類平等拳だと思われます。しかし、このテクニックが本当にオワらせるチカラがあるかどうかは、ガードが固すぎると噂の現最強プレイヤーG〇1選手に通用するかが焦点となるでしょう!!

最強の矛が勝つのか、最強の盾が勝つのか!? 

今後のゴボシーンに要注目です！