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【プレイレポート】原作ファンの格闘ゲーマーが『クローズ BURNING EDGE』を遊んでみた

   

『ワールドオブファイナルファンタジー』も楽しみだけど、まずは『クローズ BURNING EDGE』から遊ぶ、漢の中の漢・浅葉です。

『クローズ BURNING EDGE』
プレイステーション4専用ソフト
発売日:2016年10月27日
価格:パッケージ版6800円+税、ダウンロード版6120円+税
ジャンル:喧嘩アクション

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△『クローズ』の世界と物語がぎっしりと詰まった作品になっています。一人用モードがメインの作品ですが、ストーリーモードのボリュームは圧巻。キャラクターたちの繰り出すアクションが、原作のイメージにかなり近いのも嬉しいところ!

大好きです、『クローズ』

このゲームの開発が発表されたのは、去年の夏。
発売から今まで本当に長かった。あまりにも音沙汰がなさ過ぎて、発売中止もありうると思ってさえいました。プレイステーション4とプレイステーションVitaのダブルプラットフォームだったはずが、Vita版は発売中止になったりして不安しかなかった!
でも今おれは猛烈に感動している。
ゲームで春道を使って、不良たちと戦える素晴らしさよ。
リンダマンと殴りあえれば、もうそれでいいんだ。
そんな私の偏りまくったプレイレポートになっているので、浅葉が面白いと言っている、買おう!という思考停止ムーブは避け、『クローズ』のファンであるかどうかで判断してください。

△『クローズ』の物語がぎっしりと詰まった作品に成っています。

△『クローズ』の物語がぎっしりと詰まった作品に成っています。

ちなみに、おれ以外の、ゲームを最大限に楽しむ集団・ゴジラインの連中ときたら、発売直前に「対戦モードがないからなあ」という甘ちゃんな理由で、漢の世界から逃げ出してしまいました。
そりゃこの画面を見れば対戦ゲームだと思うよ!開発途中は対戦モードがあったのではと思うようなシステムも多々あります。
打撃、つかみ、ガードの三すくみに、相手の攻撃を受け止める”さばき”。そして、バーニングゲージという強化システムに、行動を途中で中断してニュートラル状態に戻れる”キャンセル”。
なにもかもが、対戦を意図して設計されているかのように見えます。

△体力ゲージ等のUIはめちゃくちゃ格闘ゲーム風で、システムも”対戦”になればもっともっと活きるはずなのに!このゲームで対戦がないことが、めちゃくちゃ悔やまれます。

△体力ゲージ等のUIはめちゃくちゃ格闘ゲーム風で、システムも”対戦”になればもっともっと活きるはずなのに!このゲームで対戦があれば、めちゃくちゃ熱く、笑えたのは間違いありません。バーニングモード発動モーションに、攻撃判定があるのがめちゃくちゃ”対戦”向きなんだよなあと妄想を働かせております。

ストーリーモードで『クローズ』に浸かる

一人用モードがメインの遊びとなる本作ですが、『クローズ』のダイジェストのような流れで進むストーリーモードはものすごいボリュームです。坊屋春道、九能龍信、古川修、美藤竜也の4人の物語に加えて、ゲーム版だけのオリジナル主人公・赤城政宗の物語まで楽しめるんです。このオリジナルストーリーが、髙橋ヒロシ先生監修というだけで、もう俺は感無量。しかもおまけみたいなものじゃなく、がっつりと長い。

△高橋ヒロシ先生監修で、ゲーム版だけのオリジナルストーリーが楽しめる!これだけでもうファンなら買う価値あり。

△髙橋ヒロシ先生監修で、ゲーム版だけのオリジナルストーリーが楽しめる!これだけでもうファンなら買う価値あり。主人公の赤城政宗、いい感じにいかついです。

本作のストーリーモードは、バトルをしながら物語を追っていく形になっているのですが、1vs1のタイマンはもちろん、1vs複数もバトルに落とし込まれています。また、仲間をかばいながら戦うバトルや、追いかけっこなど、ミニゲーム的な遊び要素もストーリーに盛り込まれているため、プレイにメリハリがあります。とはいえこのモード自体かなり長く、ストーリーモードをすべてクリアーする頃には、同じような構成のバトルやミニゲームを何度か体験することになるので、一気にプレイしてしまうと飽きを感じるかもしれません。

△街の中を探索し、情報を集めるパートなども用意されています。リンダマンを探すんや!

△街の中を探索し、情報を集めるパートなども用意されています。街はかなり広く作られているので、初めて歩き回るイベントを経験した時は驚きました。

△”街の人”と言われても、ヤンキーしかいなかったりします。話しかけると、情報をくれるどころか喧嘩になることほぼ100%。一触即発、これが『クローズ』の世界だ!

△”街の人”と言われても、ヤンキーしかいなかったりします。話しかけると、情報をくれるどころか喧嘩になることほぼ100%。一触即発、これが『クローズ』の世界だ!

また、このストーリーモードに紐づく形で、キャラクターの育成要素が存在します。育成できる要素は、攻撃力、体力といったパラメーターの他に、新しいコンビネーションの習得など、多岐に渡ります。一部のボス(主にリンダマン)は、育成していないとかなり苦しい戦いを強いられます。一度クリアーしたステージは、さらに高難度なものを選ぶことができるので、育成と合わせたやりこみ要素はなかなかのボリュームです。

△育成に必要なポイントは、ストーリーモードを進めることで入手できます。

△育成に必要なポイントは、ストーリーモードを進めることで入手できます。

カスタマイズで自分だけの『クローズ』を楽しむ

本作には、キャラクターの見た目を変えることができるカスタマイズモードが用意されています。かなり多彩なパーツが用意されているので、同じキャラクターでも別人のような見た目にすることが可能です。

△服装だけでなく、髪型なども変更することが可能。ストーリーを進めていくと、新しいカスタマイズアイテムが手に入ります。

△服装だけでなく、髪型なども変更することが可能。ストーリーを進めていくと、新しいカスタマイズアイテムが手に入ります。

個人的にはこのモード、自分の読んできた『クローズ』にはない見た目のキャラクターを操作できるので、めちゃくちゃ高まりました(笑)原作を大事にした上で、ファンを楽しませるカスタマイズ要素、絶妙です!

オンラインでスコアを競うチャレンジモード

本作には、CPUと連続してバトルし、そこで得たスコアをオンライン上で他のプレイヤー競い合う”チャレンジモード”が用意されています。対戦モードこそないものの、このモードではプレイヤーのテクニックや稼ぎ方が大きな差になってきます。おれは楽しく遊んでいるものの、こういうモードの稼ぎの効率化が得意ではないため、我こそはという人に”全国1位”を狙ってもらいたいですね。ゴジラインでは、攻略法なども募集しております(笑)

△チャレンジモードには、オリジナルキャラクター・赤城政宗で挑むことになります。育成要素も反映されるので、良スコアを出すためには、まず育成を進めるのが良さそうです。

△チャレンジモードには、オリジナルキャラクター・赤城政宗で挑むことになります。育成要素も反映されるので、良スコアを出すためには、まず育成を進めるのがセオリーになりそうです。

バンダイナムコエンターテインメント信者の
独りよがりな感想

おれのように、『クローズ』ファンなら、ストーリーモードを遊ぶだけで満足できる作品です。ストーリーモードの尺が長すぎて、アクションパートをもうすこし減らしてもよかったのではと思うこともありますが、一人用の作品なので、これくらいのボリュームにする必要があったのかもしれません。
ここ数年、バンダイナムコのキャラクターゲームは、コアなゲーマーの目線を意識した作品が増えました。特に対戦ものに関しては”バランス”や”アクションの自由度”といった面で非常に優れた作品が増えてきています。素晴らしいことです。でも、そうした作品が増えてきた一方で、肝心のストーリーモードがキャラクターを解放するためだけの作業のように感じる作品もちらほらあります。(バランス調整にお困りのタイトルがありましたら、格闘ゲームのバランス調整経験豊富なゴジラインまでご一報ください。UIなどにもうるさいです)
ストーリーも、ゲームバランスも、両立してくれれば言うことはないのですが、どちらか片方に偏った作品がとにかく多く、近年の作品の印象は、原作ファンには刺さりにくい、コアゲーマー向けのものになっていると感じます。個人的には、これがあまり良い傾向とは思えません。多少バランスが多少よかったからって、格闘ゲーマーにはなかなか届かないのです。逆もまた然りで、ストーリーモードのつまらない、バランスの良いキャラクター格闘ゲームは、原作ファンには刺さりにくい印象があります。
こうした見方でいくと、『クローズ』は原作ファンのために作られた作品です。そりゃ正直対戦モードだって欲しかった。でも、ゲーム内にあるシステムなんかを見ていると、きっと開発陣も、対戦モードをつけたかったんだろうなあと考えてしまうのです。そういった妄想を働かせたうえで、原作を好きだった自分からすれば、このストーリーモードを守ってくれてよかったと思う次第です。

△次回作がもしあれば、俺だってリンダマンを使って対戦がしたい。

△次回作がもしあれば、俺だってリンダマンを使って対戦がしたい。

あ、『クローズ』がゲーム化されたということはですよ。同じ秋田書店さんの『刃牙』も、バンダイナムコエンターテインメント様のお力でゲームにしてほしい所存です!

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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