【プレイレポート】遊んだ人にしかわからない、ニンテンドー3DS『真・女神転生Ⅳ FINAL』 の話

前回のレビュー記事からひたすら『真・女神転生Ⅳ FINAL』と向き合い、プレイ時間が50時間を越えました。「土日は『メガテン』してるから何もできません」と某所からの原稿の催促をシャットアウトしていた34歳、浅葉です。

そんなアバンギャルドなメールを某所に送りつけつつも、日曜には原稿に着手して、その日の夜には原稿をまとめてメールで送ってという計画だったんです。そして、「あれっ、『メガテン』してるはずじゃ?」と問い合わせがきたところを、「いやいや、『メガテン』は終わりましたから」と優等生な返答で返すことで、”実はコイツすげえやつなんじゃ”と思わせる計画でしたが、気が付けば日曜を越え月曜の朝の5時まで遊んでいました。「『メガテン』いつ終わりますか?」というメールに気づいたのは朝の3時だった。

△『メガテン』らしからぬこのアサヒちゃん(15歳)の可愛さよ。アサヒちゃんと結婚できるゲームの発売が熱望される。

△『メガテン』らしからぬこのアサヒちゃん(15歳)の可愛さよ。アサヒちゃんと結婚できるゲームの発売が熱望される。

いやきいてくれよ、二周前提のゲームなので一周目はごり押し気味に適当にやろうと思ったら、思いのほかニュートラルルートのラストダンジョンとラスボスに時間がかかったんだよ!そんなわけで、今回は、おれの50時間で得たフィードバックを極めて雑に記した自己満足記事となっております。ちなみに、ラストダンジョンは広大すぎて、ときどき「誰だよこのマップ作ったの!」と思うところもありましたが、そこに用意されたとある共闘の仕掛けが、いきなりゲームを別ゲーにするような試みで、『真・女神転生4』をクリアーした全ての人にぶっ刺さるものだったのが好印象でした。最後の展開はズルい!

△パートナーは、ひたすらアサヒちゃんを使っていました。

△パートナーは、ひたすらアサヒちゃんを使っていました。

遊んだ人ならきっとわかってくれるであろうという、おれの一周目での失敗は、クリアーを急ぐあまり、合体のレベル制限解放に力を入れて”合体クロックアップ”にAPをかなりつっこんでしまったところ。このプレイスタイルでいくと、レベル50くらいの時点でシヴァが作れて、ラストダンジョンまでは適当にプレイしても無双できるのですが、このゲームのレベリングの簡単さがあれば、別にいらなかったかなとラストダンジョンで激しく後悔しました。ラストダンジョンで出てくる敵がレベル94とかで、主人公のレベルは適当に遊んでもレベル99になっていて、”つかまされた”感でいっぱいです。
仲間強化パックシリーズを早い段階で育てておけば、1周目の後半で趣味悪魔育成が楽しめたのに!と後悔しつつ、今後配信予定のAPがもりもり増えるであろう有料DLCに手を出す気マンマンです。

育成系のDLCとかは、個人的な好みとして、入ってきた時点でもうやりこみゲーとしての何かが失われているように感じるので、使うことにためらいなどないのだ!

△悪魔合体をもりもりやっていたら、レベル80代にエンジェルが出てきてびびりました。今作のエンジェルは、低レベルなものと高レベルなものが用意されているんです。微妙にカラーとが違います。エロい。

△悪魔合体をもりもりやっていたら、レベル80代にエンジェルが出てきてびびりました。今作のエンジェルは、低レベルなものと高レベルなものが用意されているんです。微妙にカラーとが違います。エロい。

ちなみに、何の参考にもならないと思いますが、一周目でラストダンジョンの●●●●の宇宙をクリアーしたときのパーティ編成は、

・主人公(技350、速100、残りは全て運。ラスタキャンディ、刹那五月雨撃ち)
・シヴァ(アカシャアーツ、アギダイン、物理プレロマ系、スマイル付与)
・オーディン(ランダマイザ、メディアラハン、サマリカ―ム、喰いしばり、その他適当、静寂の祈り)
・デミウルゴス(サバトマ、喰いしばり、4属性スキル適当)

あとは雑魚戦用に、
・マンセマット(アイスエイジ、氷結プレロマ系、審判の光、破魔プレロマ系、エナジードレイン、勝利の雄たけび)
雑魚戦は、ニヤリ付与スキル→呪殺or破魔の全体攻撃で、ほとんど一掃できるので、特に対策することはなさそうです。ここらへんは、おれのパーティでは、趣味悪魔として作ったマンセマット、イザナミさんが受け持っています。イザナミの体力がもうちょい高ければ、ボス戦で運用できそうなので、DLCが来たらいろいろ鍛えてみたいと思います。鍛えたところで、ドヤれるシステムがあまりないのが寂しいところですが……。
ここ最近の『メガテン』、『ペルソナ』シリーズは、適当に属性を揃えて勝利の雄たけびやメシアライザーで雑にプレイしていてもなんとかなる局面が多かったのですが、今作は終盤の敵の火力と体力がかなり高めかつ、主人公が倒れてもゲームオーバーにならないので、サマリカーム、喰いしばりなどの復帰スキルがかなり重要だと感じました。あとは、ラスタキャンディ、ランダマイザ、静寂の祈りあたりの、強化、弱体、打ち消しなども必須ですね。火力面は、主人公を、力、魔、技、どれかに極振りしておけば、相性を無視して攻撃できる神パッシブスキルが後半で手に入るので、とても楽ができます。
最強悪魔については、今作も1周目では特に気にする必要もないのでごりおしましたが、2周目で解禁される魔人系はかなり強そうですね。魔人をベースに、強いスキルを継承していけば、おれTUEEEEができるかもしれません。

△最近のシリーズ作品で、最もお気に入りの悪魔マンセマットさん。耐性が残念ですが、いろいろ工夫して使っていきたいと思います。

△最近のシリーズ作品で、最もお気に入りの悪魔マンセマットさん。耐性が残念ですが、いろいろ工夫して使っていきたいと思います。

2周目含めて遊んだカンジでは、先日の記事に書いたように、ストーリーが最後まで盛り上がる傑作でした。あとは、依然としてアサヒちゃんが可愛すぎて、これは本当に『メガテン』なのかと思うキャラ描写とシーンの数々に、キュンキュンさせられまくりでした。荒廃した世界の中のギャルゲー要素を入れたギャルゲーが好きなおれとしては、完全に神ゲーでした。シリーズの醍醐味である、ダークな世界観と物語展開はもちろん健在ですが、着地するところは、過去作のロウ、カオス、ニュートラル分岐とは違った形だったのも良かったですね。

△おれ(主人公)をとりあう二人の女の子たち。もてすぎて辛い。

△おれ(主人公)をとりあう二人の女の子たち。もてすぎて辛い。

バトルや育成のバランスのほうは、難度最高かつ、ラストダンジョン以降、2周目までのバトルだけを見ると、歯ごたえはあるものの、定石をひたすら打ち続けていくというパターンのものが多めです。ここらへんは、プレスターンの限界なのかもしれません。ただ、総合的に見ると、ボリュームもあり、育成の楽しみもあり、二周目も楽しい。これ以上は、システムをガラリと変えるか、据え置きハードで『メガテン』が遊びたいんじゃ!という願いをどこかの神様が叶えてくれるほかなさそうです。

△『メガテン4』の話の軸であった、霊的国防兵器についても、サブクエストでしっかり触れられます。イザナミさんは、我がゆうしゃめんま軍の一員だったのですが、HPの低さからマスコット枠になりました。

△『メガテン4』の話の軸であった、霊的国防兵器についても、サブクエストでしっかり触れられます。イザナミさんは、我がゆうしゃめんま軍の一員だったのですが、HPの低さからマスコット枠になりました。

ただひとつ残念なのは、再現性の高いバグやフリーズ等を抱えているところ。おれの環境はNEW3DSなんですが、50時間くらい遊んで4回くらいエラー落ちしました。バグに関しては、サブクエストとはいえ、イベント進行に関わるものになっています。ここらへん、最近のアトラスゲーの出来を見ていると、ちょっとお粗末に感じますね。バグだらけのPS版『真・女神転生Ⅱ』を大事に抱えているおれですが、エラー落ちを恐れて、セーブを繰り返すのはさすがにストレスが溜まりました。

最後にエロ画像を貼って、DLCが来る日を待ちたいと思います。

△ああ。

△14歳です。

おいこのエロゲー。

△是非

△14歳です。

いいぞもっとやれ!

△マーラさまも張り切っています。

△マーラさまも張り切っています。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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